世界が注目する14才の天才ピアニスト、ツォトネ・ゼジニゼのピアノリサイタルが、2024年6月、東京・高崎にて開催されることが決定した。

2023年6月16日NHK Eテレ『ドキュランドへようこそ』の番組において 「無調の輝き   現代音楽に魅せられた少年」 (2021年ジョージ アmedici)で紹介され大きな反響を呼んだツォトネ・ゼジニゼ。現代クラシック音楽界の巨匠ダニエル・バレンボイムと名指揮者サイモン・ラトルも絶賛しソリストに指名された、幼き天才ピアニストだ。

レパートリーの中の自作曲は、ツォトネの育ってきたジョージアの豊かな自然と、純粋無垢で感性豊かなアーティスト性を、心に響かせる作品。ツォトネの祖母はピアノ教授ニノ・マムラツで、彼女の従妹は世界的に有名なピアニスト、エリソ・ヴィルサラーゼという、類い稀な音楽的才能を引き継いでいる。

ツォトネ・ゼジニゼ(Tsotne Zedginidze)について

ジョージア出身。5歳から作曲を始め、20, 21世紀の音楽への関心を高めて、現在14才という若さですでに圧倒的な音楽性を備えユニークな才能を発揮している。バレンボイム、ヴィドマン、カンチェリなど偉大な音楽家たちは「今世紀で最も優れた才能を持つ音楽家のひとり」としてその名を挙げている。
 
2021年の自作「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」は、ジョージアで開催のツィナンダリ・フェスティバル2021でリサ・バティアシヴィリとの共演で初演され好評を博す。2023/24シーズンには、オランダ(デン・ハーグ)のアマーレコンサートホールをはじめ、ブリュッセルのボザール、ルツェルン音楽祭でバティアシヴィリとソロ・リサイタルを行うほか、エルマウ城でバティアシヴィリ、ヴィドマンと再び共演。
 
2024年1月には、ラトル指揮バイエルン州管弦楽団とのシェーンベルク「ピアノ協奏曲」の演奏が絶賛され、大注目される中ついに6月東京・高崎のリサイタルで初来日を果たす。