ゴーレムと呼ばれるゾンビが蔓延る終末世界を舞台に、生存者たちが生き残りを懸けた命懸けの闘いに身を投じる、極限のゾンビサバイバル「君と世界が終わる日に」。大ヒット上映中の『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』では、竹内涼真演じる間宮響が最愛の人・来美(中条あやみ)との間に生まれた娘・ミライを取り戻すべく、人類最後の希望の都市ユートピアの「研究タワー」で最後の闘いに挑む物語が描かれました。

Huluにて独占配信中のSeason5(全5話/毎週金曜エピソード更新)では、劇場版で描かれなかったユートピアのもう一つの塔を舞台に、玉城ティナ演じる明日葉と、飯豊まりえ演じる佳奈恵らが、シリーズ・ファイナルにふさわしい最終決戦に挑みます。

明日葉役の玉城ティナさん、明日葉に仕える加州役の溝端淳平さん、元詐欺師の海斗役の前田公輝さんにお話を伺いました。緊迫した撮影の裏で、仲良しな3名のトークをお見逃しなく!

――いよいよファイナルということで、色々な展開に驚きながら拝見させていただきました。撮影を通してお互いの印象がこう変化してきた、というのはありますか?

前田:僕は玉城さんと『Diner ダイナー』で初めてご一緒したのですが、その時に外敵要素からの役が生まれ変わっていく、変貌していく姿を目の当たりにしてすごい方だなと思いました。作り手としてはこの“天使感”を作品に染めたいと思うはずなんですよね。最初、近づき難い存在なのかなと思いながらも、実際はとても親近感のある方で。

地上に降りてきた天使感があるんですよね。撮影現場でも、スタッフさんが描いた変わったイラストを壁に貼って、それを眺めていたので何か意味がある絵なのかな?と思ったら、ただ“愛でていた”だけという。クールでミステリアスに思われがちなんですけれど、掘り下げれば掘り下げるほど面白い方だなと思います。

溝端:本当に裏表が無くて優しくて面白い方ですよね。

前田:僕らはアンダー側での演技が基本だったのですが、時々タワーの側でのシーンがあって、そんな時に交流することが楽しかったですね。

玉城:私は初対面で人に壁を作っているつもりはないんですけど、そういう所に気付いてもらえるっていうのは、お2人がすごく優しくてしっかりとコミュニケーションをとってくれるからだと思います。役に対して真剣に真面目に取り組んでいる時と、雑談をする時のギャップが素晴らしくて。特にファイナルシーズンは辛いシーンも多いので、先輩方に救われている時間が多かったです。

――ネタバレなので書けないのですが、「……!」となる展開が多くて、辛いのですが、でも最終的には愛のお話だなあと感じました。

玉城:予想を超えた愛でしたね。観てくださる方の予想を裏切るのではないかと思いますし、私自身も驚きました。ファイナルは私と(飯豊)まりえがW主人公ということで、それを聞いた時は驚きましたが、最後に「なるほど」と思う展開になっています。

前田:Season1が始まった時には予想がつかない様な人間関係が育まれていて、視聴者の皆さんも驚かれるだろうなと思います。僕たちも脚本を読んで、最後はビックリしましたし。

溝端:最後どうなるのかというのは、ギリギリまで僕らも分からなかったんですよ。「生きているのか、死んでいるのかだけでも早く知りたい!」とか思ったり(笑)。

前田:そうそう!

溝端:それが、本当に先の見えない世界を生きているという切迫感にも滲み出ているのかなと思います。

玉城:私はタワー側でずっとお芝居をしているので、出来上がった映像を観て、アンダーもこういうことが繰り広げられていたんだなって、衝撃も感じました。脚本を読んでいるので内容は知っているのですが、映像で観るのとは全然違って。アンダーとタワーを交互に見ることによって、よりお互いの場所の差が際立つなと思いました。

――みなさんご自身も本当に先の見えない展開だったのですね…。改めて、これからSeason5をご覧になる方に注目して欲しいポイント、きみセカの魅力をいただければ嬉しいです。

玉城:タワーのみんなを引っ張っていかなければというプレッシャーもあったのですが、皆さんに支えられて、やり遂げることが出来ました。1話から5話にかけて、本当に明日葉の顔つきって変わったと思います。最後の顔を、皆さんの記憶に残るような顔にしたいなと思っていたので、そう感じていただけたら嬉しいです。

前田:様々なキャラクターの愛が描かれていて。僕が感じたのは、誰1人と素直になれなかったのに、ゴーレムが背中を押してくれた様な部分があるな、と。ゴーレムは憎む存在なのですが、それで生じた危機によって絆が深まっていくという。バトルはもちろんですが、そんな人間関係にも注目していただきたいです。“じれキュン”を楽しんでください。

溝端:こうしてみんなでファイナルを迎えられて良かったですね。どんな世界の中でも愛があって、希望が持てるというところがきみセカの魅力だなと思っていて。そして登場人物が多い作品ですが、様々な視点があって正解を一つに絞っていないというのが素晴らしいと思います。

――今日は素敵なお話をありがとうございました!

撮影:たむらとも

Huluオリジナル「君と世界が終わる日に」Season5
Huluにて独占配信中

イントロダクション
最後の敵は、かつての仲間―⁉

生ける屍=ゴーレムが蔓延る終末世界。
数々の仲間の死、そして響(竹内涼真)との離別を経て、
明日葉(玉城ティナ)と佳奈恵(飯豊まりえ)、
加州(溝端淳平)、海斗(前田公輝)、ゆら(佐野ひなこ)の5人は、
人類最後の希望の都市<ユートピア>へと辿り着く。
そこには、かつての文明を取り戻した
平和で安全な理想郷が待っているはずだった。

しかし―――――

彼らの目の前に広がっていたのは、
身分や能力の高い人間のみが住む<タワー>と
掃き溜めのような劣悪な環境の<アンダー>に二分された、
残酷な世界―――

待ち受けていた明日葉の元婚約者・冬馬(柿澤勇人)によって
明日葉と海斗、ゆらはタワーへ、
佳奈恵と加州はアンダーへと連行され、
仲間たちはバラバラに引き裂かれてしまう。

そんなとき、突如起こった、
アンダー反乱軍レジスタンス>の暴動。
彼らの反逆を機に、タワー、そしてアンダーの住民が
次々と犠牲になっていく—――

ユートピアに訪れる、文明崩壊の危機―――
敵・味方が入り乱れる激しい戦闘が繰り広げられる中、
【敵】 として立ちふさがったのはなんと、
かつての仲間だった―――⁉

『俺たちが生き残るには、戦うしかない』
『この狂った世界が、俺たちの全てじゃないか』

それでも―――、きっと―――。

『私たち人間にしかできないことが、ある』

守るべきは、最愛の人か、人類の未来か――?
「きみセカ」がついに完結!
あの人気キャラクターも待望の復活登場⁉

超高層タワーを舞台にした
シリーズ史上最大の<人類総力・最終決戦>を描く
極限のゾンビサバイバル、シリーズ・ファイナル

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番組公式ハッシュタグ:「#君と世界が終わる日に」

■出演:玉城ティナ 飯豊まりえ 前田公輝 柿澤勇人 溝端淳平
    復活キャスト:本郷奏多 小久保寿人 横溝菜帆
■制作協力:日テレ アックスオン ■制作プロダクション:日本テレビ
■製作著作:HJホールディングス ■コピーライト:©HJホールディングス
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番組公式ハッシュタグ:「#君と世界が終わる日に」「#きみセカ」

Huluオリジナル「君と世界が終わる日に」Season5 玉城ティナ・溝端淳平・前田公輝インタビュー「予想を超えた愛が描かれている」