長澤まさみが主演し、坂口健太郎横浜流星リリー・フランキー森七菜が共演したNetfilx映画「パレード」の特別映像(https://youtu.be/UAGg8BD1bZs)が公開された。長澤、リリー・フランキー、そして本作を鑑賞した一般の視聴者たちが、「あなたの人生で、やり残したことはなんですか?」という問いかけに対して、隠された想いを語るドキュメンタリー映像となっている。

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本作は、旅立ってしまった人の目線で、遺された人への想いを描く愛の物語。「余命10年」「最後まで行く」の藤井道人監督がメガホンをとり、今村圭佑が撮影を担当した。「余命10年」で藤井監督とタッグを組んだ野田洋次郎(「RADWIMPS」)が、主題歌「なみしぐさ」を書き下ろし、劇伴もすべて手掛けた。

瓦礫が打ち上げられた海辺で目を覚ました美奈子(長澤)。離ればなれになった息子・良を捜す彼女は、道中で青年・アキラ(坂口)や、元ヤクザの勝利(横浜)、元映画プロデューサーのマイケル(リリー・フランキー)とその仲間たちと出会う。ここは"想いを残した者たちがとどまる世界"だった。現実を受け止めきれない美奈子だったが、月に一度死者たちが集い、それぞれの会いたかった人を探す"パレード"に参加したことを機に、各々の心に触れていく。

2月29日に配信開始された本作は、配信直後からSNSを中心に話題を呼び、SNSでは「優しくて心温まる作品」「気づいたら温かい涙が流れていた」「幸せな映画体験だった」などの声が上がった。日本の今日の映画Top10で4日間連続1位を獲得したほか、台湾でも今日の映画TOP10にランクインした(3月6日時点)。

配信を記念して公開された映像は、「あなたの人生で、やり残したことはなんですか?」という問いかけからはじまり、主演の長澤、共演のリリー・フランキーに加えて、本作を鑑賞した17歳女子高校生、32歳の元力士カメラマン、52歳のパン屋を営む女性、81歳のスナックのママといった一般の視聴者が登場。本作をきっかけに隠された想いを明かす姿をドキュメンタリー映像として収めている。

映像のラストで長澤は、「後悔って大事だと思う。後悔がないと学びもない。それをどういう風に向き合うかっていうことのほうが一番大事」とコメント。そして、リリー・フランキーは"喪失からの希望"という本作のテーマにちなんで、「誰も思い出さなくなった時にその人の存在が宇宙から消滅する。ずっと思い出してあげること」と語っている。

映画「パレード」はNetfilxで独占配信中。

それぞれの“やり残したこと”とは? 「パレード」Netflixで独占配信中