MAZZEL(マーゼル)の公式YouTubeチャンネルが3月1日に更新。3月20日(水)に発売される1st.アルバム「Parade」の制作過程ドキュメンタリー映像を公開した。

■BMSG第2弾ダンス&ボーカルグループ・MAZZELが初アルバムを発売

MAZZELは、SKY-HIがCEOを務めるマネジメント&レーベル・BMSGの第2弾ダンス&ボーカルグループで、KAIRYU、NAOYA、RAN、SEITO、RYUKITAKUTO、HAYATO、EIKIで結成された8人組。オーディション番組「MISSIONx2」から誕生し、2023年3月31日に「MISSION」でプレデビュー。同年5月17日に「Vivid」でメジャーデビューを果たし、2024年3月20日にグループ初のアルバム「Parade」を発売する。

■MAZZELにリーダー誕生、SKY-HIが任命したのはTAKUTO

映像はMAZZELのライブ後に、SKY-HIがアルバム制作についてメンバーに伝えるところから始まる。MAZZELが誕生したオーディション「MISSIONx2」の最終審査まで残り、トレーニー(練習生)となったKANONがナレーションを担当するところがエモい

スタジオにいたMAZZELの元にやってきたSKY-HIは、今までMAZZELを見てきて現場リーダーが必要だと感じていたと話し、TAKUTOをリーダーに任命。TAKUTOに「優しさと通す背骨のバランスがいい」などと好感を持っていたというSKY-HIだったが、TAKUTOをリーダーに任命したのは、本人にそのことをちょっと話した時の“目の色”だと語った。

TAKUTO、ダンス講師&バックダンサー当時の葛藤を語る

ドキュメンタリー映像の第1章は、TAKUTO、SEITO、RYUKIに焦点があてられた。まずはリーダーとなったTAKUTOの軌跡へ。ダンス講師、バックダンサーとして活動していた頃を振り返り、「このままじゃいけない」と悩んでいた時に、BMSGに出会ったのは「運命」だと語る。TAKUTOは、オーディション時にSKY-HIから言われた言葉で、プライドを捨てて死ぬ気で挑もうと思ったと続けた。

そして、TAKUTO、SEITO、RYUKIの3人が世界的ダンスクルー・Quick Styleと会うシーンへ。Quick Styleに会えた3人は緊張しつつも笑顔いっぱい。今回のアルバムリード曲「Parade」の振り付けをお願いすると、Quick Styleが快諾。Quick StyleはBE:FIRSTの「Bye-Good-Bye」の振り付けも担当している。

■“絶望的”な2年間を過ごしたSEITO、“人生の底辺”だった練習生時代を語るRYUKI

デビュー前の2年間を振り返るSEITOは、やりたいことができなくなり「絶望的だった」と語る。その2年間で社長(SKY-HI)と出会い、それが自分の救いだったこと。さらに自分がアーティストになりたいという気持ちが確固たるものになったことを続け、今になって葛藤した2年間があってよかったと思えると明かした。

ストリートカルチャーで育ったSEITOとRYUKIの何気ない会話が、ダンスとカースタントを組み合わせた「Parade」のミュージックビデオの映像アイデアに繋がったという。自身が得意とするブレイキンを振り付けに入れてもらったと「サビでブレイキンするグループなんていないだろ」と笑顔を見せる。

アーティストを育成するスクールに通っていたRYUKIは、挫折を繰り返し、努力していても叶うのか不安になりながらもレッスンを続けていたと振り返る。練習生時代を「人生の底辺」と語るRYUKIは、MAZZELには8人違うバックボーンがあるからこそ負けない気がすると続けた。「芯」と「気持ちは熱く」という言葉を大切にしている理由も明かす。

■RAN、歌の苦手意識克服にはREIKOの存在が大きい

第2章は、RAN、KAIRYU、EIKIの今までをたどる。「歌っている自分が想像できなかった」というRANは、自分の歌への苦手意識克服にREIKOの存在が大きかったと語った。RANはダンスの楽しさをREIKOに、REIKOは歌の楽しさをRANに教え合っていたことを明かす。「Parade」のミュージックビデオでは、ダンスオタクとしての自分ならではのアイデアを発案する。

レコーディングに先駆けて、RAN、KAIRYU、EIKIの3人は「Parade」を作曲したWilliam SegerdahiとALYSAとリモートで打ち合わせ。作曲の意図を真剣に聞き、その思いをしっかり受け止める。RANのレコーディングのシーンでは、お風呂場で練習していることを明かした。

■“暗黒”時代も“歌”が支えだったKAIRYU、プレッシャーに涙するEIKI

KAIRYUは韓国で練習生だった時期もあったが、日本でオーディションを受けながら鍛錬していた日々を振り返る。精神的に参って何ヵ月も何もしてなかった“暗黒”の時期もあったが、“歌”が心の支えになっていたと明かした。「Parade」は、MAZZELになってから一番難しいフレーズがあると、そのパートを象徴するような演出をミュージックビデオのアイデアとして提案したという。

「Parade」のレコーディング数日前、スタジオの隅で涙を流すEIKIの姿が。BMSGに所属するみんなの「絶対に世界に行くんだ」という思いがプレッシャーとなり、自信を失くしていたという。メンバーと「Parade」の歌詞に支えられ救われたというEIKIは、アルバムに入る楽曲の作詞に挑戦。サプライズでメンバーひとりひとりに手紙と作詞曲「Love Letter」の歌詞を渡すシーンはエモすぎる。

■合宿審査で1位を取り自信を取り戻したNAOYA、焦りを感じていたHAYATO

第3章は、NAOYAとHAYATOの軌跡へ。小学5年生から練習生として活動してきたNAOYAは、実力や運の無さに気づき、練習生を辞めて2年ぐらいひとりで練習していたという。自信がなかった時期での「MISSIONx2」だったが、合宿審査で1位を取ったことで自信を取り戻したと明かした。「Parade」のミュージックビデオでは、夜のシーンでの衣装を考案したと語る。

HAYATOは、小学生のころは子役として舞台などに出演していたが、中学生ぐらいからアーティストを目指し、高校2年生ぐらいからBMSGのオーディションを受けるまでは焦りを感じていたことを明かす。「Parade」のミュージックビデオでは、MAZZELのHAPPYなエネルギーが“おもちゃ”と似ていると、NAOYAの考案した衣装におもちゃを活用したスタイリングを担当した。

韓国でのミュージックビデオ撮影では、NAOYAとHAYATOが監督やスタッフと韓国語で打ち合わせ。撮影日前日には、「Parade」の振り付けを担当したQuick Styleも韓国入りし、最後の練習に挑む。MAZZEL8人全員が、それぞれの役割を果たし制作した「Parade」のミュージックビデオは、3月4日に公式YouTubeチャンネルで公開中。

■胸熱シーン満載映像に「思いがすごく伝わる」「めちゃくちゃ楽しみ」の声

3章にわたって、各メンバーの過去から現在の軌跡が見られるドキュメンタリー映像には、SKY-HIがメンバーひとりひとりとじっくり話すシーンや、MAZZELのダンス練習にレコーディングの様子など、あまり表に出ることがないレアな映像がたっぷりで胸熱シーンが満載。

この動画に「たっくんをリーダーに任命した社長はやっぱり凄いと思った!」「みんなの思いがすごく伝わってきました」「全員の思いがこもったアルバム、Parade!めちゃくちゃ楽しみです!!」「KANONナレーションが最高」「毎回クッションをギュッと抱きしめる社長がかわいくて仕方がありません」などのファンの熱い声があふれ、反響を呼んでいる。

MAZZEL公式YouTubeチャンネルが更新/※画像はMAZZEL公式YouTubeチャンネル(MAZZEL)より