近年、市場における消費者の好みや習慣は、伝統的なお茶の文化から離れコーヒーカルチャーへ取って代わられています。台湾でもカフェの店舗数が台湾茶を提供する茶芸館の店舗数を上回り、サードウェーブコーヒーが広まっています。こうした中、バリスタを通じてプレミアムティーを味わう動きが静かなブームとなっています。


この度、台湾農業部(日本の農林水産省に相当)農村發展及び水土保持署は「FOODEX JAPAN 2024」出展に合わせ、原宿のdotcom space Tokyoと協力し「2024台湾ハンドドリップティー東京発表会」を開催しました。海外で行う公式の発表会や交流イベントは、今回が初の試みとなります。

このイベントには、台湾農業部農村發展及び水土保持署の李鎮洋署長をはじめ「ワールドブリューワーズカップ(WBrC)2021」準優勝、「ジャパンブリューワーズカップ(JBrC)2019」「ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ(JHDC)2019」で優勝し二冠を達成した畠山大輝氏が参加しました。


今回、日本で初めて披露された「ハンドドリップティー」は、異なる粒度で細かく加工しブレンドした茶葉を使用した革新的な商品です。粉末とお湯の比率を1:70-72で設定しているため、一般的なミディアムサイズのカップ(340ml)でホットティーを飲むのに適した量になり、バリスタの技術を活かしたハンドドリップだけでなく、ドリップ式のコーヒーメーカーを使用した抽出も可能です。


この商品の主なメリットは、様々な抽出方法でお湯の継ぎ足しなく一度でお茶の風味を安定させることができるので、カフェにおけるお茶の存在感や価値を高めることができます。また、プレミアムコーヒーや抽出器具に関して幅広い知識を持っている若年層の消費者にも、コーヒー抽出の原理を応用したプレミアムティーは親和性が高いとされています。

イベント当日は、台湾より「EIGHTEEN TEA」「台北女児茶」「東成茶葉」「林旺製茶工場」「威叔茶荘」「華陽名茶」「寓見初茶」「新純香茶業」「達彪茶行」「福茶苑」など、10社以上の品質の高い台湾茶を扱う企業が参加しました。


今回のイベントを通じて、ハンドドリップティーの可能性と多様な価値を紹介できたことを願っています。将来的には、日本の多くのカフェでこれらの商品が取り扱われ、新しいスタイルで台湾のプレミアムティーを紹介する機会が提供されることを期待しています。

<開催概要>

「2024台湾ハンドドリップティー東京発表会」

開催日時:2024年3月5日(火)

開催場所:dotcom space Tokyo

東京都渋谷区神宮前1丁目19-19 エリンデール神宮前 B1F)

主催:台湾農業部農村發展及び水土保持署

協力:根本在旅行

協賛:Hiroia Hikaru V60 Smart Brewer、陶作坊Aurli PURION360 Dripper、Congrats Cafe

配信元企業:株式会社Prime85

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