日本財団「子ども第三の居場所」を利用する沖縄県うるま市の子どもたち18名が3月1日(金)~3月3日(日)に長野県を初めて訪問しました。3月2日(土)には車山高原SKYPARKスキー場にて、長野県の「子ども第三の居場所」を利用する子どもたちとともに、スノーボード元日本代表の成田童夢さん、プロスノーボーダーの荒井daze善正さん・藤沼 到さんをゲストに迎え、初めてのスキーを体験しました。

左)集合写真 右)スキー体験の様子
  • 【初めての雪体験!アスリートと交流!】

当日はこれまで雪に触れたことのない沖縄の子どもたちが成田さん、荒井さん、藤沼さんの指導のもと、斜面の上り方や「Make a Pizza!」(海外での「八の字」を作る形を指す表現)と声を掛けながらスキーの基礎を教わり、スキー教室開始から2時間程度で滑ることができるようになりました。スキー教室の開始前には初めての体験に不安を感じる子も多かったですが、子どもたち同士で助け合いながら一生懸命に練習し、後半にはリフトにも乗れるようになり、目一杯スキーを堪能しました。今回の体験活動は子どもたちにとって、かけがえのない思い出となる1日になりました。

  • 【ゲスト及び主催者のコメント】

成田 童夢さん:

沖縄の子どもたちに雪を実際に見て触って滑って、「また来年も滑りたい!」とも言ってもらえ、自分がしてきた経験を共有できて嬉しかった。こうした”普段とは違った環境で楽しむ“ということを覚えて、将来の糧にしてもらえたらと思います。

主催者(日本財団):

これからも「子ども第三の居場所」を応援いただける支援者の方が増え、子どもたちの体験機会の創出につながることを期待しています。

  • 【成田さんによる講演や長野県内の子どもたちとの交流会も実施】

左)講演の様子 右)交流会の様子

スキー教室前日には成田さんにより講演も実施し、成田さんの世界を舞台に輝かしい活躍を見せる映像を、子どもたちも歓声をあげて視聴。翌日のスキー教室に向けて寝る前のストレッチなどをアドバイスしました。また長野県知事 阿部守一氏からも歓迎のメッセージ動画をいただき、会を終えました。

沖縄県うるま市の「子ども第三の居場所」では、2021年から長野県の子どもたちとオンラインでの交流を定期的に続けており、昨年11月には長野県の子どもたちが沖縄県うるま市を訪問。その後もオンラインでの交流を図りながら、改めて対面での交流会を当日に実施しました。ご当地のお菓子が振る舞われる中、長野県の子どもたちから沖縄の子どもたちにお土産を渡したり、クイズや県歌「信濃の国」をみんなで唄うなどのレクリエーションを実施し、短い時間ではありましたがその絆を深めました。

  • 著名人プロフィール

成田 童夢(なりた どうむ)

生年月日:1985年9月22日

年齢  :38歳

性別  :男

出生地 :大阪府大阪市

血液型 :AB型

趣味  :スノーボードアニソンDJボードゲームTCG

2006年トリノ五輪スノーボードハーフパイプ日本代表。アスリート引退を機に2011年ポップカルチャータレントへ転身。その後、2015年に合同会社夢組を設立。2019年には日本キャスターボード協会代表理事も務める。ウェイクボード、ヒーリーズ、スノーボードの資格を持つ。

【主な成績】

2002年12月 - ワールドカップカナダ・ウィスラー) 優勝

2002年 3月 - 日本選手権(青森・鯵ヶ沢町) 優勝

2004年 3月 - ワールドカップイタリア・バルドネッキア) 4位

2004年12月 - ワールドカップカナダ・ストーンハム) 3位

2005年 2月 - ワールドカップイタリア・バルドネッキア) 3位

2005年12月 - ワールドカップカナダ・ウィスラー) 優勝

2006年 2月 - オリンピックイタリア・トリノ) 35位

荒井DAZE善正(あらい だぜ よしまさ)

一般社団法人「SNOWBANK」代表。プロスノーボーダー。1979年東京都出身。会社員を経て19歳からプロスノーボーダーを目指して練習を重ね、24歳でその夢を果たす。28歳の時に100万人に1人の確率で発症する難病「慢性活動性EBウイルス感染症」にかかり余命宣告を受けるも、骨髄移植を経て現役復帰。その経験から「1人でも多くの患者をスタートラインに立たせる」をミッションに、「東京雪祭」「COTSU FES」などのイベントを主催し、骨髄バンクの普及活動を行う。

藤沼 到(ふじぬま いたる)

10代前半から続けていたスケートボードで培った、クラシックスタイル全開の爆発的なビッグエアーを武器に、PSAプロツアーや国内最高峰コンペAir Mix Super Sessionでのタイトルを獲得、さらにスノーボード国際大会での入賞経験もあり、長年国内を代表するトップコンペティターとして活躍する。数多くの専門誌へライディング写真やHow to企画が掲載され長年JWSC(旧、全日本ウィンタースポーツ専門学校、現在国際スノーボードスケートボード専門学校)で講師を続けた経験を活かし、How to本の監修&執筆。国営放送30分TV番組での出演&監修海外キャンプでのコーチや、日本ろう者スキー協会デフハーフパイプチームのコーチを務めるなど指導力にも定評がある。

運営団体:(一社)りあん

拠点名称:うるまわいどキッズ

住所:沖縄県うるま市

運営時間:月~金:放課後~19時 / 土・長期休み:8時~19時

対象学年:小学生(主に1年~3年、現在は1~4年生を受け入れ。)

拠点の特徴: 沖縄県内初の拠点。小学校低学年を中心に手厚い支援を行う。子どもたち1人1人に寄り添い、また1人ひとりの背景をしっかり捉えながら、生活習慣や学習習慣の環境づくりを行っている。

運営団体:(特非)沖縄青少年自立援助センターちゅらゆい

拠点名称:b&gからふる田場

住所:沖縄県うるま市田場1971-5

運営時間:月~金:12時~21時 / 長期休み:9時~19時

対象学年:小学生(全学年)/ 中学生(全学年)

拠点の特徴:小学校低学年を中心に手厚い支援を行う。子ども達の「やってみたい」という気持ちをスタッフが後押しし、小さな成功体験の積み重ねをサポートしながら、子ども達の自己肯定感を育んでいる。

運営団体:(一社)HOMEおかえり

拠点名称:b&gかっちんふぇーばる

住所:沖縄県うるま市

運営時間:月~金:放課後~20時 / 土・長期休み:8時~18時

対象学年:小学生(1年~3年)

拠点の特徴:小学校低学年を中心に手厚い支援を行う。家のような温かみのある空間で、食育・畑・学習・書道の4つのプログラムを軸に子どもたちの生活面・学習面をサポートすると共に、様々な体験活動を通して子どもたちの成長を支援している。

  • 「子ども第三の居場所」とは

「子ども第三の居場所」ロゴ

「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設している子どもたちが安心して過ごせる居場所です。現在、全国に207ヵ所設置されています。(2024年2月末時点)

https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place

配信元企業:「子ども第三の居場所」プロジェクト事務局

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