鼻の脂を付ける? 消しゴムで擦る? 都市伝説多数の「ETCカードエラー」が出た場合の正しい対処法とは

この記事をまとめると

■ETCカードは熱や振動、汚れなどによって不具合を起こすことがある

■ETCカードのICチップがうまく読み取れないとエラーコードが表示される

■エラーが出た場合は柔らかい布にアルコールをつけてICチップ部分を拭き取ってあげると良い

ETCカードエラーが出たときはどうすればいい?

 意外な盲点とされているのが、ETCカードの不具合。有効期限が5年などの長期間だった場合、熱や振動、汚れによって不具合が起こることがある。とくに自家用車でしか使わない場合は挿しっぱなしということも多く、カードが動かないことによって逆に不具合の原因になったりする。

 最近のクレジットカードやキャッシュカードと同じようにETCカードにはICチップが埋め込まれ、ここにセキュリティも含めた情報が入っていて、車載器に入れて情報を読み込んでいる。つまり、ICチップと情報のやり取りができないとエラーが出ることになる。ちなみに汚れなどによる通信不良はエラーコード02や03となっている。

ICチップを読み取れなくなったETCカードを復活させる方法

 エラーが出て、差し込み直しても反応しない場合は新品に交換してくれるが、ダメ元でICチップの部分をきれいにしてみるのも手だ。よく見ると汚れが付いていたり、接触部分に使われている金属部分がくすんでいることもある。つまり、これらを取り除いてやることで復活するかもしれないのだ。

ICチップを読み取れなくなったETCカードを復活させる方法

 方法として一番なのが、柔らかい布にアルコールを付けて拭くというもの。不具合が出ていない場合でも、拭いてみると布が黒くなるので、かなり汚れていることがわかるはず。

 そのほか裏技としては鼻の脂を付けてこすることで汚れを落とすのも有効。ただ、消しゴムでこすったり、なにも付けない布でこするのは逆にチップの表面を損傷する可能性もあるので、避けたほうがいいだろう。あくまでも相手は薄い金属の端子であることを忘れてはダメだ。

ICチップを読み取れなくなったETCカードを復活させる方法

ICチップを読み取れなくなったETCカードを復活させる方法

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