荷物を発送したいと思っても、その梱包方法について悩むことはありませんか。

瓶類やパソコンなどの壊れやすいアイテムの梱包には、特別な注意と丁寧な扱いが必要です。

ヤマト運輸』の公式Instagramアカウント(yamato_transport)では、割れ物や精密機器を安全に発送するための梱包方法を紹介しています。

瓶類の梱包方法

ワインボトルやジャムの瓶などを梱包する時は、中身が液体であることや、割れやすい性質を考慮して慎重に行いましょう。

梱包を始める前に、瓶のふたがしっかりと閉まっていることを確かめ、液体が漏れ出さないようにします。次に、瓶をビニールやポリ袋に入れて、口を強く結びましょう。

タオルや新聞紙、緩衝材を使って、瓶を1つずつ包みます。段ボールに詰める時は底にも緩衝材を敷き、瓶を縦にしてから入れましょう。

瓶を横に置くと漏れる可能性が高まるだけでなく、側面からの圧力に負けて瓶が破損する危険があります。横にするほうが安定するように感じますが、これらを防ぐために必ず縦に置きましょう。

すべての瓶を箱に入れたら、空いたスペースに緩衝材を詰めて動かないよう固定します。箱を軽くゆすり、中の物が動かないことを確認したら封をして完了です。

パソコンの梱包方法

パソコンのような精密機器を梱包する時は、損傷を防ぎながら安全に輸送できるよう細心の注意が必要です。梱包を始める前に、次の3つを確認しましょう。

1.パソコンが正常に動作するか確認しましょう。故障している場合は、補償の対象外になります。

2.データの損失を防ぐため、バックアップを取っておきましょう。データは補償されないので、万が一の備えが大切です。

3.電源が入っていないことを確認し、すべてのケーブルをパソコンから取り外します。

梱包前に必要な確認作業が完了したら、梱包作業に移りましょう。

パソコンの梱包におすすめなのは、商品の外箱や化粧箱、またはヤマト運輸の専用資材『パソコンBOX』です。

外箱・化粧箱を使用する場合は、内装の梱包材があるかを確認し、購入時と同じように梱包しましょう。

食器類の梱包方法

食器やグラスは割れやすいので、緩衝材をしっかり巻き、詰め方も工夫しましょう。

コップ類は、新聞紙エアーキャップを使って個別に包みます。ふたがあるものは、本体とふたを別々に包みましょう。食器は、広げた緩衝材の中央に置いてから1枚ずつ包みます。

緩衝材で個装できたら段ボールの底に緩衝材を敷き詰め、食器類を詰めていきましょう。

お皿を詰める時の注意点は、平積みにしないことです。平積みにすると下にある食器が割れやすくなるので、立てて詰めるようにしましょう。

箱にすべて詰め終えたら、隙間に緩衝材を入れて動かないように固定します。箱を軽くゆすり、食器が動かないことを確認したら封をして完了です。

ヤマト運輸のInstagram公式アカウントでは、ほかにも役立つ梱包方法などの情報を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。


[文・構成/grape編集部]

出典
yamato_transport
※写真はイメージ