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高木ユーナ原作による映画「不死身ラヴァーズ」の予告編映像とポスタービジュアルが公開された。

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主人公・長谷部りのを見上愛、相手役の甲野じゅんを佐藤寛太が演じ、5月10日に全国公開される「不死身ラヴァーズ」。予告編映像は中学生のりのが、運命の相手だと信じるじゅんに好きという思いを伝える場面から始まる。しかし両思いになるとじゅんは、りのの前から忽然と姿を消してしまうのだった。その後もじゅんは姿を変え何度もりのの前に現れ、りのはそのたびにじゅんに「好き」と伝える。ポスタービジュアルは、予告編映像のラストで2人が肩を寄せ合うシーンが切り取られた。

また主題歌と劇伴をスカートが担当することも明らかに。スカートの澤部渡は主題歌として新曲「君はきっとずっと知らない」を書き下ろした。作中に既成の楽曲があると知り、「主題歌は映画のためにも、自分がやらないほうがいい」と1度断っていた澤部。その言葉を受け、監督の松居大悟は映画のことを深く考えてくれている澤部に主題歌を依頼したいと強く思ったという。澤部は「すこし不思議で噛み応えのあるポップ・ソングを投げることができて今（というか曲ができてからずっと）、私は本当に嬉しい気持ちでいます」とコメントした。

松居大悟監督コメント

消えながらも突き進むラブストーリーには、透き通るようなメロディが流れたらいいなと思っていました。登場人物の心情を追い抜くことなく、追いかけることなく、並走しながら景色が広がるような。
そんなことをイメージして、スカート澤部さんの歌声やメロディに憧憬を描いて、お願いしました。
澤部さんは打ち合わせ時に、劇中でりのが歌う既成の楽曲があることを大事に思ってくださって、「主題歌は映画のためにも、自分がやらないほうがいい」と言っていて。その言葉を受けて、変ですけど、そう考えていただける澤部さんにぜひ主題歌もやってもらいたいなと思いました。
作ってもらえないかな、どうかなとソワソワしてましたが、結果、映画音楽と主題歌の全てを澤部さんに手がけていただきました。そして、とってもいいんです！
何かをわかることではなく、わかったふりすることではなく、わかろうとすることに光が当たるような作品になった気がします。

スカート・澤部渡コメント

（松居監督のコメントにもありましたが）「不死身ラヴァーズ」のラッシュを観た時、りのが歌っている劇中曲こそこの世界の主題なのでは？と考えてしまい、実際にその曲の方が相応しいのではないか、と提案してしまったぐらいなのですが、監督から「その曲がエンディングだと、りのの物語になりすぎる」と言われた時に腑に落ちたのでした。りのでありながら、りのになりすぎず、物語を包めるような曲を書くのはとても気の張る作業でしたが結果的にすこし不思議で噛み応えのあるポップ・ソングを投げることができて今（というか曲ができてからずっと）、私は本当に嬉しい気持ちでいます。

映画「不死身ラヴァーズ」

2024年5月10日（金）よりテアトル新宿ほか全国ロードショー

スタッフ

監督：松居大悟
原作：高木ユーナ「不死身ラヴァーズ」（講談社「別冊少年マガジン」所載）
脚本：大野敏哉、松居大悟
製作幹事：メ～テレ、ポニーキャニオン
配給：ポニーキャニオン
製作プロダクション：ダブ

キャスト

見上愛、佐藤寛太、落合モトキ、大関れいか、平井珠生、米良まさひろ、本折最強さとし、岩本晟夢、アダム、青木柚、前田敦子、神野三鈴

(c)2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会 (c)高木ユーナ／講談社

「不死身ラヴァーズ」ポスタービジュアル