リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、エジプト代表FWモハメド・サラーの復帰を明言した。6日、クラブ公式サイトが伝えている。

 今年1月に行われたエジプト代表でのアフリカネーションズカップで負傷したサラーは、先月17日に行われたプレミアリーグ第25節のブレントフォード戦に途中出場して復帰を果たしたものの、同試合で再び負傷してしまい、以降公式戦4試合を欠場している。

 そんななか、7日に行われるヨーロッパリーグ(EL)・決勝トーナメント1回戦ファーストレグとなるアウェイでのスパルタプラハ戦を前にした記者会見で、クロップ監督はサラーが復帰できる可能性を示唆した。

「モー(サラーの愛称)も帯同したよ。彼は私たちと一緒にいて、2日間トレーニングもしたし、エネルギーに満ち溢れていた。様子を見ていかなければならない」

「でも、彼が戻ってきたということはとてもいいことだ。私たちにとって本当にいいことだし、彼の顔を見ればとても嬉しそうなのもわかる。ブレントフォード戦では信じられないような試合をしたのに、またすぐに離脱となってしまい、長い間欠場を余儀なくされることはとても不運だった」

「私たちは気をつけたいし、気をつけなければならないけど、シーズンのとても厳しい時期の真っ只中にいるので全員が必要だ。これから彼をどれだけ長く起用できるかを見ていく。それは彼に対しても、他の選手に対しても同じだ。でも、いいニュースだよ」

復帰に近づいているサラー [写真]=Getty Images