夢枕獏の大ベストセラーシリーズを原作に、陰陽師になる前の安倍晴明の知られざる学生時代を完全オリジナルストーリーで描く『陰陽師0』(4月19日公開)。このたび、津田健次郎と榎木淳弥が特別ナレーションを担当した「1分でわかる『陰陽師0』」が解禁となった。
平安時代に実在した“最強の呪術師“晴明の活躍を描いた小説「陰陽師」は、刊行から35年たった現在でも定期的に新刊が発売されており、つい先日も第18巻が発売されたばかり。シリーズ累計発行部数は680万部を超え、アジアやヨーロッパなど世界でも人気を集めるなど、長きにわたり世界中を賑わせる大人気コンテンツとなっている。そんな原作、夢枕の全面協力のもと、「アンフェア」シリーズの藤嗣麻子が監督を務め、「呪術廻戦」に登場する数々のキャラクターや呪術を、実在した呪術の歴史から独自考察した「呪術の日本史」監修の加門七海が呪術監修を担当。呪術の天才と呼ばれながらも陰陽師になることに全く興味がない若き晴明に、山崎賢人が扮する。
今回、実在した陰陽師の世界と晴明がどのような人物なのかを特別ナレーションとともに解説する動画が解禁された。呪術にゆかりのある津田と榎木という人気声優の2人が先生と生徒として、史上最強の呪術エンタテインメントである本作の世界観を1分で解説する。津田による、陰陽師へアツい想いを持つ「先生」と榎木による陰陽師をまったく知らないラフな語り口の「生徒」のやりとりも見どころだ。陰陽師の役割や仕事内容、「ハリー・ポッター」シリーズに登場する魔法学校ホグワーツを引用し、陰陽師を目指す学生が集う実在した学校、陰陽寮の全容が明かされる。そして陰陽寮のなかでも“呪術の天才“とされていた晴明は性格は難ありな様で、本作を通して唯一の友人となる貴族、博雅(染谷将太)へは生意気な態度をとり、天才がゆえに妬まれ、周囲は敵だらけ。挙句の果てには「陰陽師などという仕事にはまったく興味が持てないんです」と言い放つ晴明の傍若無人ぶりに大きな波乱を予感させる動画となった。
さらに4月5日(金)にサウンドトラックの発売が決定した。2020年東京オリンピック、パラリンピックの表彰式楽曲「Tokyo 2020 Victory Ceremony」、『ゴジラ-1.0』(公開中)などを手がける作曲家、佐藤直紀が作曲を担当。「金色の突風」や「邪悪の炎」、「無意識の中」など本作のシーンを彷彿させる全20曲のタイトルが大迫力の映像をより盛り上げる。
『陰陽師0』の世界観をより楽しむことができる「1分でわかる『陰陽師0』」を観て本作の公開に備えよう。
文/サンクレイオ翼
※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記
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