ZERO ZERO ROBOTICSは3月7日、MakuakeでAIカメラドローン「HOVERAir X1 Smart」の応援購入プロジェクトを公開。製品をトライアルできるb8ta Tokyo – Yurakuchoで説明会を開催しました。
航空法上の許可が不要な99gに軽量化
海外で販売されている「HOVERAir X1」を日本市場向けにカスタマイズし、航空法上の許可と承認が不要な99gに軽量化した製品。プロペラはフレームに覆われているため安全で、フレームは高い弾力性と耐久性を備えています。
USB Type-Cポートから約30分で充電でき、約10分の飛行が可能。
最大2.7Kの高画質カメラを搭載
ジンバルと電子式手ブレ補正(EIS)、水平補正を組み合わせた手ブレ補正システムを搭載したカメラは、2.7K/30fps、1080p/60fps、1080p HDRの撮影に対応。
撮影した写真や動画はWi-Fiでスマートフォンアプリに転送できる他、USB-CケーブルでつないだPCに保存することも可能。横の画角だけでなく、クロップした縦の画角でも動画を保存できます。
手のひらから簡単に飛行
飛行させる際は、手のひらの上に乗せて本体のボタンやスマホアプリから飛ばすことが可能。
飛行を終わらせる際には機体の下に手をかざすことで、手のひらの上に着地します。
AIを活用した各種撮影モードを搭載
飛行パターンや撮影方法に応じた5種類のモードが用意されていて、アプリから選ぶだけで簡単にAIを活用した撮影が可能。本体のボタンで飛行モードを選んで飛ばすこともできます。
「ホバリング」では、ドローンが空中で定位置にとどまり、カメラはユーザーを追尾します。
「ズームアウト」では、ユーザーの目の前から離れながら上昇することで、アップからゆっくりズームアウトする撮影が可能。距離はアプリから設定することができます。
「フォロー」では、ユーザーの背後を追いかけるように撮影が可能。
「オービット」では、ユーザーを中心に円を描くようにカメラが旋回します。
「俯瞰撮影」では、真下にいるユーザーを上昇しながら俯瞰で撮影します。
「アドバンスドモード」として、ユーザーを正面から距離を保って追尾する「フロントフォロー」も利用可能。
アプリをリモコンのように使って手動操作することもできます。
都内の公園などでは飛ばすことができないものの、店内でのデモを見たところ、室内でもさまざまな撮影に活躍しそうな印象を持ちました。動作音もそれほどうるさくない印象です。スマホアプリで操作する際には、スマホのマイクで音声を録音しながら撮影ができるとのこと。
※追記
記事公開当初、「人口密集地で飛ばすことができない」と記載しておりましたが、100g未満のドローンは航空法の規制対象外であることから、人口密集地での飛行に問題はありません。お詫びして訂正いたします。メーカーからは「事前に飛行禁止空域及び現地法令をご確認いただき、それ以外の安全な場所でご使用ください」と案内されています。
一般販売価格は5万9980円
ドローン本体と予備プロペラ2枚が付属する最小構成の基本セットは、一般販売価格が5万9980円(税込)。記事執筆時点で、Makuakeではさらに予備バッテリー1個とバッテリー内蔵急速充電器がセットになったプレミアムセットが14%OFFの5万9980円(税込)、予備バッテリー2個とバッテリー内蔵急速充電器がセットになったオールインワンセットが17%OFFの6万1980円(税込)で販売されています。プロジェクトは4月20日まで公開中で、購入者には5月末までに配送を予定しています。
シネマティックな瞬間をすべて記録してくれる『HOVERAir』AI飛行カメラ|マクアケ – アタラシイものや体験の応援購入サービス
https://www.makuake.com/project/hover/
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