俳優の堺雅人が7日、都内で行われた映画『FLY！／フライ！』ジャパンプレミアイベントに麻生久美子、ヒコロヒー、池村碧彩、羽佐間道夫、関智一、芹澤優、マカロニえんぴつと共に出席。これから一歩踏み出そうとしている人たちへエールを送った。
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本作は『ミニオンズ』『怪盗グルー』シリーズを手掛けたイルミネーションの最新作。『SING／シング』以来7年ぶりの完全オリジナルストーリーとなる同作は、渡り鳥なのに1度も移動をしたことがないカモの一家の初めての大移動を描いた心温まる物語となっている。
堺は本作の注目してほしいシーンついて「空中ですかね！ 空のシーンは本当に飛んでいる気分になります」と告白。さらに「改めて日本の声優さんの技術の高さ、いろんなアニメーションの技術の高さを身に染みて感じることができました。素晴らしい技術」としみじみ語った。堺は「ご指導いただきながら一生懸命やりました。うまくできたかどうかはちょっとわかりませんが（笑）」と笑顔を見せ「本当に勉強になりました。楽しかったです！」と声を弾ませた。
麻生は「この一家が飛び立つシーンが大好き！」とニッコリ。キャラクターそれぞれの表情がとてもいいのだと説明し「これから飛び立つぞ、という決意や、ワクワクした感じが表情を見て感じられて」と楽しげに語った。
本作の内容にちなみ“人生での一番大きなチャレンジ”を答える場面で、堺は「チャレンジだと認識はしていなかったんですけど、結果的にこの仕事を選ぶというのは相当なチャレンジですね。生き残ってよかった！」と告白。「今思うと相当な決断だったなって」と思い返し「よく親も許した…いや、親は許してないんですけど（笑）、勝手に始めたなぁと思って」と述懐した。
これから一歩踏み出そうとしている人たちへ堺は「春ですからね、新しい生活を始める方もいらっしゃると思います。本当に体に気をつけて。環境の変化って思ったよりも体にきますからね」と優しくエール。また、堺は「自分がやりたいと思っている体の声に耳を傾けるのが一番いいんじゃないかなと思います」とも話し、「『周りがこう言っているから』とか『こういうのが常識だから』というので動くのではなく、自分がやりたいことをなさればいいんじゃないかな。後々後悔もされないんじゃないかな、と自分の人生を顧みながらそう思っています」と語りかけた。
映画『FLY！／フライ！』は3月15日公開。
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