カゴメ株式会社(代表取締役社長:山口聡 本社:愛知県名古屋市)は、「ナトカリ比」をテーマとしたナトカリ比改善プログラムを、2024年3月より企業・自治体向けに提供を開始いたします。本プログラムでは、健康セミナーに加え、「べジチェック(R)」や「ナトカリ比」(*)を測定することで、野菜摂取の行動変容とナトカリ比改善の促進を図ります。また、「ナトカリマップ(R)(※3)」や記録シートを活用し、日々の食生活改善・取り組みを支援します。
(*)食塩の主成分であるナトリウムと、野菜等に含まれるカリウムの比率のこと。

■ 導入の背景

日本人の高血圧の最大の原因は、食塩のとりすぎといわれており、高血圧は喫煙と並んで日本人にとって最大の生活習慣病リスク要因とされます。高血圧と診断される方は過去数十年で大きく減少していますが、今なお20歳以上の国民の二人に一人が高血圧に該当します(※1)。高血圧の予防に欠かせないのは食塩摂取量の制限ですが、野菜や果物、大豆製品に豊富に含まれるカリウムには腎臓からナトリウムを排泄しやすくする働きがあります(腎臓にご病気のある方は、カリウムの摂取制限が必要な場合がありますので、必ず主治医とご相談ください)。これらを組み合わせ、無理のない減塩を長く心がけることが高血圧予防につながるとされています(※2)。

■ 新たに発売するナトカリ比改善プログラムの概要

1. 健康セミナー

食塩の摂取と高血圧の関係や、「ナトカリ比」を学ぶことを通じ、食生活改善への意識向上を目指します。また食塩を減らすだけではなく、野菜や果物からカリウムを多く摂ることでナトリウム排泄を促し、おいしく、無理なく減塩を続けられるコツをお伝えいたします。

2. 測定

「べジチェック(R)」による野菜摂取レベルの測定。ナトカリ比検査キットや計器を用いて、尿で簡単にナトカリ比を測定。数値での見える化により、行動変容を促進。

3. 実行支援

「ナトカリマップ(R)(※3)」 「ナトカリ・べジチェック記録シート」を使用し、日々の食生活改善・取り組みを支援。

※1 出典:厚生労働省平成30年国民健康・栄養調査.第55表 高血圧症有病者の状況 - 高血圧症有病者の状況、年齢階級別、人数、割合 - 総数・男性・女性、20歳以上  ※2 出典:厚生労働省e-ヘルスネット

※3 「ナトカリマップ(R)」…東北大学とカゴメが特許権と商標権を共有しているもの。

健康セミナーのスライド
ナトカリマップ

<参考:カゴメの健康サービス事業> https://www.kagome.co.jp/products/healthcare.html

2018年10 月に健康事業部を立ち上げ、主に法人や自治体向けに、健康増進をサポートするサービスを開発・販売しています。カゴメ「野菜と生活 管理栄養士ラボ(R)」(右写真)には、食と健康のプロである当社の管理栄養士資格保持者58名(2024年2月時点)が在籍し、その一翼を担っています。野菜摂取の重要性、メリット、メソッドを伝えるセミナー、メニューレシピ、料理教室、食育コンサルティング等を通じて、食生活の改善や野菜摂取をサポートします。

<健康サービス事業の主なサービス> ※記載しているものはサービスの一部です。

1.健康セミナー(集合型/オンライン型/動画配信型)

カゴメ「野菜と生活 管理栄養士ラボ(R)」のメンバーが講師となり、野菜摂取の大切さや食生活改善のコツとワザを楽しくわかりやすく伝授します。

2.「チーム対抗!ベジ選手権(R)4週間チャレンジ」

スマートフォンにアプリを導入し、約1ヶ月間、食習慣の記録や野菜に関する知識の習得をチーム対抗で競い合い、野菜摂取を促します。

ゲーム感覚で参加することができ、参加者同士のコミュニケーション活性化にも役立ちます。

3.「ベジチェック(R)」 (レンタルまたはリース

センサーに手のひらを当て約30秒で、自身の推定野菜摂取量(g)が表示されます。

その場で結果を見ることができる簡便さが特徴で、他のサービスと組み合わせることで、より行動変容を促すことが期待できます。

4. レシピ・コラム監修

カゴメ「野菜と生活 管理栄養士ラボ」が、メニュー開発経験を活かしてご要望に沿ったレシピの開発や、エビデンスに基づいたコラムを監修します。

【サービスに関するお問い合わせ先】

カゴメ株式会社 健康事業部 TEL:03-5623-8501 (代表)

E-mail: kagome.happy-wellness@kagome.co.jp

配信元企業:カゴメ株式会社

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