東京都交通局では、都内在住又は在学の小学生を対象に、誰もが楽しく、気持ちよく公共交通を利用するためのマナーについて考える機会とするとともに、公共交通について愛着や親しみを感じてもらうことを目的として、令和5年12月1日から令和6年1月11日の間、絵画コンクールを開催し349作品の力作をお寄せいただきました。選考の結果、以下のとおり入賞作品を決定しましたのでお知らせします。

また、これらの作品をより多くの皆様にご覧いただけるよう、3月11日から都営地下鉄都営バスなどで作品展示を行います。たくさんのご応募ありがとうございました。

■ 募集テーマ、入賞作品

・公共交通マナー部門「みんなが楽しく、気持ちよく利用できる公共交通マナー」(応募総数145作品)

・風景部門「わたしたちの街の電車やバスのある風景」(応募総数204作品)

各部門ごとに、都営交通最優秀賞 1作品都営交通優秀賞 3作品都営交通賞 5作品

東京都営交通協力会賞2作品、みんくる・とあらん賞10作品を選定

※詳細は、別紙をご覧ください。

別紙


■ 審査総表

【公共交通マナー部門】

小学生の皆さんが、普段の生活の中でどのようなことに対してマナーを守るべきと感じたのか、そのテーマを見つけるところからこの作品表現がはじまったわけですが、優秀な作品は自分自身の生活の中での気づきからテーマを設定して、それをとても丁寧に表現できたものが多かったと思います。また、人々の特徴をよく観察し、仕草や表情が魅力的に表現されメッセージと描いた表情の中に優しさが込められている作品が多かったことも印象的でした。是非これからも、日常での気づきや想いを絵画表現だけに限らず、表現する、伝えるということをしてみてほしいです。

(審査員 東京藝術大学美術学部デザイン科 テクニカルインストラクター 佐々木 里史 氏)

【風景部門】

小学生は心身ともに大きく成長する時期で、絵の表現も年齢で差が出ますが、それぞれの魅力がとても詰まった作品たちでした。表現するためには良く観察することが大切です。どの作品も各年齢ならではの視点で細やかに観察し、大人では気づかない魅力を拾い上げて画面に表現してくれています。直接作品を見て審査を行いましたが下書きの線や塗り直しの色、絵の具の重なりや色鉛筆の筆圧などの軌跡から強いこだわりが感じられ、絵を描くことの楽しさや魅力を改めて教わったように思います。大変ワクワクした審査でした。ここに選ばれなかった作品も良作ばかり。引き続き観察すること絵を描くことを続けて欲しいと願っています。

(審査員 共立女子大学建築・デザイン学部建築・デザイン学科 教授 石田 和人 氏)

■ 入賞作品の展示等

3月11日から都営地下鉄(浅草線三田線新宿線大江戸線)各駅等で入賞作品をポスターにして掲出します。また、都営交通最優秀賞ほか入賞した一部の作品を3月下旬に発行する「都営交通マナーブック」(都内小学4年生向け。約13万部発行)に掲載します。


入賞作品は、3月11日から順次、都営地下鉄都営バスの液晶ディスプレイでの放映やラッピングバスの運行を行います。この他、作品は公共交通利用時のマナー啓発等に活用させていただきます。


上記のほか、都庁舎内での展示なども行います。詳細は決まり次第お知らせします。

※すべての応募作品は、東京都交通局ホームページで紹介します。

https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/manner.html#competition

配信元企業:東京都

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