野球解説者の岩本勉氏が、オープン戦負けなしの新庄剛志監督率いる北海道日本ハムファイターズを高評価した。
■7日のオープン戦を振り返る
7日に鎌ヶ谷ファイターズスタジアムで行われたオープン戦、北海道日本ハムファイターズ対埼玉西武ライオンズを振り返った今回の動画。
試合はここまでオープン戦負けなしの日本ハムが3回裏にアリエル・マルティネス選手の2点タイムリーツーベースヒットで先制する。さらに松本剛選手もタイムリーを放ち、4得点。試合を優位に進めた。
投手陣では開幕投手に指名されている伊藤大海投手、昨年クローザーを務めた田中正義投手らが好投。結局日本ハムが7対1で勝利した。
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■日本ハムの現状を解説
岩本氏は試合の詳細を解説したのち、現在オープン戦負けなしの日本ハムについて「練習試合からオープン戦と、すごく結果が良いんですよね」と指摘する。
続けて「去年の今ごろ、なにを言っていたか覚えてます? 勝ちグセ。勝ちグセをつけたい。 今、まさにそういう行動が各自に生まれてるんじゃないかと思うんですよ」と語った。
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■勝ちグセがついてきた?
さらに岩本氏は「勝てる野球をこなしていって、毎試合のようにハイタッチで勝っているとなると、試合中ビハインドであっても、どうやったらそれをひっくり返せるのか、どうやってひっくり返そうかというような考えに、おのずとなっていくんですよ。選手たちが勝手にね」と持論を展開。
そして「去年言い続けた勝ちグセということが、今シーズンのこの春に、とてもチームの理解を生んでいるんじゃないかと思うよね」と日本ハムのチーム状況を称賛した。
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■怪我が1番怖い
また、今後のオープン戦について「キャンプでいい調子を作った選手もまだまだ冷えが残っている本州のオープン戦で、怪我をするのが1番怖いんですよ」と指摘。
続けて「だからといって保守的な野球は見たくないし。ものすごく複雑な心境でグラウンドに立つんですけど、順調にことが運び開幕を迎えられることを祈っておりますよ」と語っていた。
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■外国人選手が活躍
日本ハムは今季、外国人選手を積極的に補強。その選手たちが練習試合とオープン戦で活躍している。
この日の試合でも昨年66打点のマルティネス選手に加え、新外国人選手のフランミル・レイエス選手とアンドリュー・スティーブンソンがタイムリーヒットを放った。
オープン戦ではあるものの、強さを見せている日本ハム。ファンの期待も高まっているようだ。
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