原田泰造が主演を務めるドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)の第10話が、3月9日(土)に放送される。

【写真】中島颯太“大地”、驚いて振り向いた瞬間の表情がかわいすぎる!

■偏見だらけの“おっさん”が古い常識のアップデートに奮闘

同作は、練馬ジムの同名漫画が原作のホームコメディー。「男は男らしくあるべき!」という古い価値観を持つ沖田誠(原田)は、家族からは「堅物」と嫌われ、デリカシーのない言動で会社の部下からも敬遠されている。

そんな偏見だらけの“おっさん”である誠に、二回り以上年下のゲイの友達ができたことで、これまでの古い常識がアップデートされていく。愛する家族のため、そして、周囲の愛すべき仲間たちのため、誠の奮闘劇が始まる。

物語を導くゲイの青年・五十嵐大地役をFANTASTICS・中島颯太が演じる他、誠の息子でアップデートのきっかけとなる一言を誠にぶつける息子・沖田翔役を城桧吏が、デリカシーのない誠に反発する大学生の娘・沖田萌役を大原梓が務める。

また、昭和世代からは、大地の母親・五十嵐美穂子役に松下由樹、堅苦しい夫を半ば諦めていた妻・沖田美香役に富田靖子と演技派二人がそろい、大人の女性目線からも昭和のダメオヤジを叱咤(しった)激励する。

■「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」第10話あらすじ

第10話は――

美穂子(松下由樹)は、経営する動物病院でとある相手と電話していた。普段見せない苛立った表情の美穂子に、大地(中島颯太)は不穏な空気を感じる。新たな嵐が誠(原田泰造)や大地たちを巻き込もうとしていた。

一方、実家の両親にカミングアウトをするため、大地の恋人・円(東啓介)が帰郷する。不安を感じる大地に、誠は自分が我が子を授かった時の話をする。生まれた瞬間、「この子は私の娘なんです!」と周りの人に誰彼構わず自慢してしまった、と。

「君たちが望むことを、周りのせいで制限を受ける必要はないと思う」という誠の言葉に、少しだけ勇気をもらう大地。

そんな大地の前に、10数年ぶりに父・堀内真一郎(相島一之)が現れる。美穂子の電話の相手は、10年以上前に離婚した元夫・真一郎だったのだ。

真一郎は大地に「お前の将来が心配だ」と、円との関係を考え直すように告げる。そんな父に、大地は自分の思いを伝えようとする。

そんな中、翔(城桧吏)の友人・静(椿奈央)に新たな恋の予感が訪れる。

――という物語が描かれる。

■中島颯太“大地”「父親っていう存在に、幻想を抱いていたみたいです」

公式ホームページなどで見ることのできる予告動画には、9歳の時以来父親に会っていないという大地の前に、突然父・真一郎が現れる様子が映し出される。真一郎は大地を見て「大地か!?」と驚いた様子を見せている。

美穂子は、大地と真一郎が会ったことに驚き、「あの子の父親はね、自分の価値観しか認めないの…」と大地が傷ついていないか心配しているような表情を浮かべる。

また、大地と誠が夜の公園で話すシーンも。隣り合ったブランコに二人がそれぞれ座っている中、大地は「父親っていう存在に、幻想を抱いていたみたいです。父親って何なんでしょうね…」と落ち込んだ様子で誠に打ち明ける。

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」第10話より