男女の愛と別れをそれぞれの視点で綴るラブストーリー「愛のあとにくるもの」が韓国ドラマ化されることが決定。主演は坂口健太郎が務め、相手役にはイ・セヨンが出演する。この度、台本読み合わせの様子が公開された。

【写真】坂口健太郎「「韓国スタッフと共にドラマ作品を作り上げることが待ち遠しい」

■「愛のあとにくるもの」ストーリー

原作は作家コン・ジヨンと「冷静と情熱のあいだ」の辻仁成が共著した同名小説「愛のあとにくるもの」。心の奥底にある後悔を抱えたまま生きていた潤吾(坂口)が、日本に留学中で運命のような愛が過ぎ去り、全てを忘れようと心に決めた紅(イ・セヨン)に出会い、美しく切ない愛と別れを経験したのち、5年後の韓国で偶然再会して展開される、運命的な愛の物語。

■台本読み合わせの様子を公開

韓国ドラマに日本人が起用されること自体が珍しく、主演を務める坂口や現場に緊張感が漂う中、初顔合わせでもある台本の読み合わせでは、出演俳優たちの本作品に対する深い愛情が表れていた。坂口とイ・セヨンは、相手の国の言葉で挨拶を交わして温かいムードを作り、ホン・ジョンヒョンと中村アンも熱い意気込みを語るなど、和やかな雰囲気の中で行われた。

本読みが始まると、参加した俳優たちの熱演で現場はどんどん熱くなっていく。坂口は、潤吾になりきって彼の寂しさを表現し、他の出演者の共感を引き出した。イ・セヨンは繊細な台詞を通じて集まった俳優とスタッフの心を動かす。ホン・ジョンヒョンは、ミンジュンの切ない心を、中村アンは、カンナの複雑な心情を見事に表現し、この4人が作り上げる本作品への期待感をより高めた。

また、本作はCOUPANG PLAYにて配信される。

■出演者コメント

坂口は、「韓国スタッフと共にドラマ作品を作り上げることがとても待ち遠しいし、繊細な演技で定評のあるイ・セヨンさんと美しいメロドラマで共演できることがとても嬉しい」とコメント。さらにイ・セヨンは「初めて読んだ時から大好きだった小説の1つを原作とするこの作品に出演できてとても嬉しい。”愛” を見つめる一人の女性の心を表現するためにベストな演技を見せたい」とコメントした。また「坂口健太郎さんとの共演で両国が一つになって素晴らしい作品が生まれることを信じている」と共演の喜びを語った。

本作品の監督を務めるムン・ヒョンソンは、「”愛” を両国の作家による視点で繊細に描かれている原作をもとにしたドラマの製作できることはとても嬉しいこと。主人公の二人が積み上げていく、切なくて繊細なラブストーリーを、視聴者の心に丁寧に届けられるよう全力を尽くして作品づくりに向き合いたい」と昂る気持ちを明らかにした。

韓ドラ「愛のあとにくるもの」に坂口健太郎が出演/(C)クーパンプレイ