全国的に、路線バス・タクシーの運転手不足が深刻化しています。京都市域でも法人タクシー運転者は登録者の減少に加え、運転者の平均年齢が60歳を超えており、高齢化も進んでいます。また、路線バスの運転に必要な大型二種免許の府内交付件数は年々減少を続けており、新たな担い手の確保が大きな課題となっています。

 路線バス・タクシー運転手は、京都市生活者の日々の暮らしや観光客にとって欠かせない存在であり、ひとの心に残る思い出が生まれる仕事です。そんな路線バス・タクシー運転手の魅力を発信するため、「#もしもあの時、バス・タクシーがなかったらキャンペーン」で皆さまからお寄せいただいたエピソードを基に採用に関する特設サイトを作成しました。

 京都市内を運行する各交通事業者の採用情報も掲載していますので、ぜひご覧ください。

特設サイト

京都市でバス・タクシーの運転手になりませんか??

路線バス・タクシー運転手の求職広報について

 京都市内を運行する路線バス車内でのポスター掲示や関西エリアの高速道路SAでのデジタルサイネージ等にて3月初旬より随時開始いたしますので、ぜひご覧ください。

◆「#もしもあの時、バス・タクシーがなかったらキャンペーン」実施概要

 路線バス・タクシーでの「やさしくしてくれた運転手さんの話」「毎日の通勤で助かっていること」「移動中にワクワクした思い出」「乗客同士の心あたたまるエピソード」などにまつわるエピソードを特設Webサイトにて募集し、全国から150通のご応募をいただきました。

〇募集期間:令和6年2月1日(木)~20日(火)

〇応募総数:150通

◆応募エピソード

 特設サイトでは、ご応募いただいたエピソードの一部を下記以外にも多数紹介していますのでご覧ください。

 特設サイトURL: https://driver-bus-taxi.city.kyoto.lg.jp/ 


(エピソードの一例)

京都市 30代女性

 娘をベビーカーに乗せたままバスに乗ったとき、降りる停留所で座席のベルトを外し、ベビーカーのロックを解除し…とバタバタ焦っていたところ、運転手さんが「ゆっくりで大丈夫ですよ、お待ちしていますので。」と優しく声をかけてくださり、安心してゆっくり降車することができました。心もホッとあたたかくなり、またバスでお出かけしたくなりました。

京都市 10代男性 

 私は家から学校までバスを使って登校しています。そのときの楽しみの一つに毎日移り変わるバスの中を見るというもの。なぜこんなことが楽しいのだろうかと考えたとき、ある一つの出来事が浮かびました。京都に珍しく雪が降り、バスも遅延して、とても混雑した車内でした。バス停につくたびに、たくさんの方が乗られます。そこでみんなが席を譲り合っていました。みんながしんどいのに譲り合っているのを見て、私は感動しました。この光景を見てから、私はバスの車内を眺めるのが好きになりました。将来、私はバス業界に就職したいと思っています。
 バス、こう思わせてくれてありがとう。

横須賀市 30代女性 

 友達と京都旅行をした時のことです。夜間ライトアップされた美しい寺院を参拝し、〆にはあったかいラーメン。こうして目もお腹もいっぱいになり、宿へ帰ろうと歩いていたら道に迷ってしまいました。地図を見ても目印はなく、スマホの充電はみんな残り僅かでGPSも使えない状態に…。不安と寒さが染みる中、奇跡的に一台のタクシーが通りがかったのです!その瞬間、全員で必死に手を上げて乗せてもらいました。さすが運転手さんは京都通で、宿名を告げるとすぐに連れて行ってくれました。あの時のホッとした気持ちは今でも忘れません。また京都に旅行したらお世話になりたいと思います。

◆お問い合わせ窓口

担当:京都市都市計画局歩くまち京都推進室

電話:075-222-3483

FAX:075-213-1064

配信元企業:京都市都市計画局歩くまち京都推進室

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