カブトスは、3月10日、泊まれる古民家ビストロ「宿と食事 ローブン大多喜町(おおたきまち)」を千葉県夷隅郡大多喜町にグランドオープンする。

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●ビストロ、庭と田園風景に囲まれる一棟貸しホテル



 「宿と食事 ローブン大多喜町」は、大正時代から続く敷地に残る、商店や民家として使われた建物を、趣を残しながらフルリノベーション。生まれ変わった古民家は、城下町に面するビストロ、庭と田園風景に囲まれる一棟貸しホテルとしてこれからの時間を紡いでいく。

 カブトスが手がける「Bistro Roven(ビストロ ローブン)」は、2023年に東京で創業10年を迎えた。「食に彩りを、日々に温かさを、空間に驚きを」をコンセプトとする同店が新たに提案するのは、“泊まれるビストロ”。築100年を超える古民家空間で、食事だけで終わらない特別な時間をゆったり過ごすことができる。

 大多喜町は古くから宿場町として、「房総の拠点」の役目を担ってきた。城下町の趣が残り、ローカル線いすみ鉄道や、養老渓谷などの自然観光が注目されている。農業もさかんで、豊かな田園風景を見ることができる。「宿と食事 ローブン大多喜町」では、古き良き日本の原風景のなか、房総の豊かな食材をふんだんに使い、オーベルジュスタイルの宿泊体験を提供する。

 施設内の「城下町の間」は、東京都内で3店舗を展開するBistro Rovenが、大多喜町での滞在者に向けてつくる特別なビストロ。房総の食材、季節の恵みをふんだんに使い、大多喜町だからこそ味わえるコース料理を提供する。

 ランチ・カフェタイムは宿泊者以外も来店可能。Bistro Rovenオリジナルのデミグラスソースを使ったロールキャベツハンバーグステーキに加えて、ローブン大多喜町限定の料理も提供する。カフェタイムでは、千葉県産の小麦や房総の果物を使用したケーキや焼き菓子など、店内およびテイクアウトで利用できる。

 宿泊棟「田園の間」は、贅沢な造りの古民家をリノベーションした1棟貸しの部屋。建物内の各部屋はゆるやかにつながり、ファミリーやグループでも利用可能。プライベートにくつろげる庭、そこから境目なく続くように見渡せる田園は、心地よい日本の原風景が広がっている。推奨定員は4~6人(最大8人)。宿泊料金は1人2万5000円から。

 宿泊棟「蔵の間」は、蔵をリノベーションしたコンパクトな部屋。非日常を感じる旅の基地として、少人数での利用がおすすめ。吹き抜けや窓から入る光で、時間帯により変わる印象を楽しめる。推奨定員は2人(最大4人)。宿泊料金は1人2万5000円から。

 なお、開業を記念して、宿泊プラン料金から30%の割引キャンペーンを実施する。古民家宿泊棟「蔵の間」「田園の間」ともに対象となる。キャンペーン期間は、予約開始から4月26日の宿泊まで。
宿泊できる古民家ビストロ