途上国・国際協力に特化したメディア「ganas」を運営するNPO法人開発メディアは5月15日から、伝わる書き方と途上国について同時に学べる「グローバルライター講座」をオンラインで開講します。今回は26期。これまでの受講者は、大学生から国連職員、JICA職員、NGO職員、現役の記者・ライター、広報担当者、医師、看護師、JICA海外協力隊員(OB・OG、候補生、現役)、教師、バックパッカーまで累計800人以上。「どこよりも体系的に学べる」と好評を得ています。

書くのが苦手のままでいいですか?

好きなことを仕事にして自由に生きている人(著名人も含め)の多くがもっているものは何か? それは「伝える力」です。

伝える力のベースとなるのがライティング。つまり「書く力」があるかどうかで人生は良い方向へと大きく変わります。

就活のエントリーシート(ES)、大学のレポート、報告書、企画書、プレゼン、膨大な数のメール、SNSのやりとり、noteなどの個人メディア、寄付を募る文章、イベントの告知文‥‥。電話をしなくなったいまの時代、伝える方法といえば「テキスト(文字)」が主流ですよね!

要領を得ないESは企業の人事担当者に刺さりません。何を言いたいのかわからない報告書は、周りからの評価を下げるだけ。スッと理解できないメールは無視されます。

それなのに、文章で伝えることが苦手な人は山ほどいます。書く力は、仕事をするうえで、いや、生きていくうえで最重要スキルのひとつというのに‥‥。

ライティングは「技術」

日本人の多くは残念ながら、「伝わる書き方」を体系的・論理的(心構えや感覚ではなく!)に訓練した経験がありません。欧米では、伝わる書き方を学校で論理的に学びます。

『グローバルライター講座』では、メディアの文章(記事=結論から書くスタイル)を例に書く練習をします。800人を超える過去の受講者(社会人、大学生)からは「どこよりも具体的なノウハウを体系的に教えてもらった」と好評です。記者・ジャーナリスト・ライター志望の方はこの講座で習得したスキルをそのまま生かせますし、そうでない方にとってもさまざまな形態の文章に応用できます。

学べる主な内容は
・「伝わる文章」と「伝わらない文章」にはどんな違いがあるのか
・読み手の目にまず留まる「第一段落」はどう書けばいいのか
・伝わる文章の重要な要素である「明確性・具体性・意外性」はどう入れ込むか
・タイトルの付け方、考え方は?
・単語の選び方の基準は何か
・段落の意味と段落単位の書き方は?
・段落構成はどうすればいいのか
・どんな一文が伝わりやすいのか
・頭にスッと入っていく語順は?
・詳しい情報のとり方と深掘りできる質問の方法
など。

『グローバルライター講座』では、週に1回(全8週)の「2時間半の講義・グループワーク」に加えて、「途上国・国際協力」をテーマにした記事を書く課題を毎週出します。期限通りに提出していただいた記事はすべて、講師(途上国に特化した非営利メディア「ganas」の編集長)が個別に、具体的でストレートなアドバイス付き(時にはリライトの例も)で添削します。

書く力を高めるうえで最も重要なのは「書く量」にあります。受講者には少しでも多く書いていただき、8週間で効率的に大きくスキルアップできるよう最大限サポートします。受講者ひとりひとりにここまで時間をかけて、しかもベテラン講師(ganas編集長はメディアの仕事を始めて30年)がていねいにフィードバックするライティング講座はおそらく他にありません。

ライティングは「技術」です。逆に言うと、才能やセンスではないため訓練して技術さえ身につければ、だれでもできるようになります。暖かくなって活動したくなってくるこの春、そのエネルギーを『グローバルライター講座』(26期)に向けて短期集中で訓練し、100以上のwriting tips(伝わる書き方のコツ)を手に入れ、スキルアップしてみませんか? 人生の財産になります。

グローバルサウスの知識も

『グローバルライター講座』ではまた、「伝わる書き方」を体系的に学ぶだけではありません。途上国の専門メディアというganasの強みを生かし、アジアや中東、アフリカラテンアメリカなどの記事を題材として取り上げます。ですので、途上国(グローバルサウス)で何が起きているのか、何がポイントなのか、またそこにはそこにはどんな歴史が絡んでいるのかといった「途上国・国際協力の知識」も同時にアップデートできます(ライティングよりも、途上国に特化して学びたい方は「途上国ニュースの深読みゼミ」がおススメです)。

日本の経済力が落ちていくなか(日本の1人当たりGDPの変遷をみると、2000年は世界2位、2022年は32位です)、日本のことだけ考えて仕事していくのはもはや無理。中小企業アフリカへ進出するご時世です。世界人口の8割が暮らす途上国は実は世界のマジョリティなのです(グローバルサウスがプレゼンスを高めるのも頷けますよね)。

世界で仕事するうえでも「伝わる書き方」は必須のスキル。しかも終身雇用が崩壊し、経済的に貧しくなっていく日本で、企業はもはや、人材育成に予算を割いてくれません。“スキルアップは自分でする時代”がやってきたのです。

ちなみに「伝わる書き方」は語学力とはまったくの別物です。言い換えれば、「伝わる書き方」が日本語でできれば、英語にも、それ以外の言語にも応用できます! 国境を超えるスキル。外国語を使った仕事上のやりとりやヒアリングなどでも重宝します。

『グローバルライター講座』はまさに、「伝わる書き方」と「途上国」を同時に学べる、日本でオンリーワンの一挙両得の講座。25期は5月15日(水)にスタートします。期間は7月3日(水)までの8週間(毎週水曜の20~22時半、全8回)。アジア・アフリカラテンアメリカ・中東などへの関心が高い人たちがせっかく集まりますので、受講者同士が交流できる機会も設ける予定です。途上国の話で盛り上がりましょう!

これまでの受講者は累計800人以上。大学生はもとより、国連職員、JICA職員、NGO職員、コンサル会社やメーカーなどの会社員、公務員、現役の記者、広報担当者、医師、看護師、JICA海外協力隊員(OV、候補生も)、教師、バックパッカー、途上国が好きでたまらない方などさまざまです。

大学生の受講者のなかには『グローバルライター講座』を経て、NHK、共同通信朝日新聞日経新聞、TBS、大阪毎日放送中日新聞などに就職した人も数多くいます。

人生100年(週に換算すると5214週)のうちのたった8週間。その時間を投資して、将来のために本気でスキルアップするなら早いほうが良いです。年をとってから「おれ(私)、書くのダメなんだよな~」と後悔しても手遅れ。よりアクティブに、より自由に生きる一歩を踏み出してください! ライティングの側面からganasは全力で応援します。

『グローバルライター講座』には下の2つのコースがあります。

1.ZoomコースZoomを使いますので、世界のどこからでもご参加いただけます
2.メールでやりとりするコース=メールまたはメッセンジャーグループを使います。途上国在住者向け(現地発の本格的な記事を書いて、発信してみませんか? 書くことを通じて、その国に対する理解が深まっていきます)

■各コースの日程・内容(予定)・場所

1.Zoomコース

・第1回:5月15日(水)20:00~22:30
「伝わる文章」と「伝わらない文章」の違い、リード(第1段落)の書き方

・第2回:5月22日(水)20:00~22:30
受講者が書いた見出し&リードのフィードバック、2段落目以降の書き方

・第3回:5月29日(水)20:00~22:30
伝わる文章を書くために必要な「3つの要素」、受講者が書いた記事のフィードバック

・第4回:6月5日(水)20:00~22:30
伝わる文章を書くために必要な「3つの要素」の続き、スルッと読ませる段落構成、受講者が書いた記事のフィードバック

・第5回:6月12日(水)20:00~22:30
模擬記者会見(スピーカーは調整中)、ブレインストーミング

・第6回:6月19日(水)20:00~22:30
「クリックしたくなる見出し」と「無視される見出し」、受講者が書いた記事のフィードバック

・第7回:6月26日(水)20:00~22:30
伝わる文章のマル秘テクニック、受講者が書いた記事のフィードバック

・第8回:7月3日(水)20:00~22:30
伝わる文章のマル秘テクニックの続き、全8回のまとめ

2.メールでやりとりするコース

途上国に住んでいらっしゃる方、ご自身が目にしたことを「本格的な記事」として発信してみませんか? JICA海外協力隊員やNGOの駐在員などにぴったりです。

本格的な記事とは、感想ではなく、エビデンスが入り、伝えたいことが明確で、しかも読まれる文章のこと。取材&記事執筆(インプット&アウトプット)を通じて、その国に対する理解も深まっていきます(書くことは考えること! 書くことで「新しい景色」が見えてきます)。本格的な記事を発信し続けることには意義がありますし、またご自身のブランディングにもつながります。それになにより途上国のことを知っていくことは楽しいですよね!

■グローバルライター講座の5大メリット!

1.「伝わる書き方」と「途上国・国際協力」を同時に学べる!

『グローバルライター講座』では、途上国・国際協力を題材として取り上げます。またそれをテーマにした記事(結論から書くスタイルのメディアの文章。他の文章にももちろん応用できます)を書く練習をします。ですので「伝わる書き方」と「途上国・国際協力」の2つを同時に学べます。こういった一挙両得の講座は他にありません。ちなみに世界人口の8割は途上国で暮らしています。途上国を知ることは世界を知ること!

2.書いた記事は個別に100%添削してもらえる!

受講者が書いた記事(課題)は、締め切りまでに提出すれば、講師(ganas編集長)は必ず、個別に添削します。どこが伝わりにくいのか、どうすれば読みやすくなるのか、といったコメント(アドバイス。ときにはリライトの例も)を付けてお返しします。個別で毎回添削(感想ではなく、具体的な指摘)を受けられるのは貴重ですよね(100以上のwriting tipsが手に入ります)。一部の記事は、受講者同士でフィードバックし、どうすれば記事が良くなるのかを考えます。

3.優秀でやる気があればganasの記者になれる!

スキルが一定の条件をクリアすれば、ganasの記者として取材活動できることもあります。ganasの記者になると、大手メディア勤務のプロボノデスクにも基本無料で記事を添削してもらえます。また取材を通して、ご自身のネットワークも劇的に広がります。知識もどんどんたまっていきます。ganasの記者になることを前提とした記者養成プログラム「77日記者研修」の参加者も募集中です(本気度が高い方はこちらをおススメ)。

4.途上国を取材するプログラムに最大3万円引きで参加できる!

ganasは8・9月と2・3月に、途上国で取材し、記事を書く唯一無二のプログラム「Global Media Camp」を実施しています。これまでの開催地はフィリピンベトナムミャンマーカンボジアコロンビアベナンインド、タイ、ルワンダ。今期のグローバルライター講座の受講者は、2024年夏の「Global Media Camp」に2万円引きで参加できます(これに早割1万円との併用も可)。「Global Media Camp」には毎回、多くの受講者にご参加いただき、取材&記事執筆の刺激的な実践経験を積めたと好評です(ESなどでPRできる材料にもなります)。現地取材は、心が震えるほどおもしろい!

5.伝わる書き方はビジネス・ESにも役立つ!

文章はコミュニケーションの基本。伝わる文章を書く技術は、あらゆる場面で役に立ちます。メールやビジネスレターから、企画書、報告書、大学のレポート、プレゼンはもちろん、ESや寄付を募る文章、イベントの告知文まで。生涯書くであろう文字数を想像してみてください。ご自身をブランディングしていくにも「書く力」は不可欠。自由に生きる著名人をみてもほぼ例外なく「書く力」は高いです。また学生の場合、「Global Media Camp」に参加するとESで書けるネタ(ガクチカ)も手に入ります。

■受講料

・一般:5万5000円⇒早割5万円
・ganasサポーターズクラブのパートナー/サポーター:4万5000円⇒早割4万円
・学生: 4万5000円⇒早割4万円

5月1日(水)までに受講料をご入金された方は「早割」として5000円引き。

■締め切り

5月11日(土)

■申し込み方法

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScXqnU58_6ph0Vu6u9k_NH6bBfwQgEA_JLFxjhIgzNsaSmLzQ/viewform?usp=sf_link

*上のリンクをクリックして、申込書にご記入ください。

■講師

長光大慈(特定非営利活動法人開発メディア代表理事、ganas編集長)
上智大学法学部を卒業後、アジア最大の日本語媒体であるNNA(現在は共同通信グループ)のタイ支局とフィリピン支局を立ち上げる。電気新聞記者、フリーライター、デベックス・ジャパン・メディア部門責任者などを経て現職。10年以上の海外在住経験(米国、タイ、フィリピンインドネシアベネズエラ)、およそ50カ国の渡航経験をもつ。青年海外協力隊のOBでもある。ハンモックのコレクター。メディアの仕事を始めて30年。

■主催

特定非営利活動法人開発メディア(途上国・国際協力に特化したNPOメディア「ganas」の運営団体)

■過去の受講者の声(抜粋)

・書く力を生かせるようになった!

朝日新聞のインターンに行ったとき、文章のセンスがあるとほめられた」
「講座の前半までに出したESは全敗だったが、後半に出したESは全勝だった。書く力は上がったと思う」
「読みやすい文章だね、と友だちに言われた」
「ラインで送る文面から学校のレポートまで、どんな文章を書く際も、講座で学んだことを意識するようになった。筆力は上がったと思う」
「記事を書く楽しさを知った」

・わかりやすい文章が書けるようになった!

「ここまで具体的に学べる講座は他になかった」
「これまで内容が薄い文ばかり書いていたと悟った。意識すべきポイントが頭に入った」
「学びで衝撃だったのは、『支援』や『協力』といった“意味が薄い言葉”はなるべく使わないほうが良いということ」
「とくに学びになったのは、強調の仕方や臨場感の出し方。読まれる文の仕組みがわかった」
「段落単位で意識して書くようになった。ロジックがそれぞれの段落でしっかりしているかが大事」
「印象に残ったのは、意外性を考えるアクティブティ。意外性がなさそうな内容でも、出す数字やエピソードによってはいくらでも意外性をもたせられることに驚いた」
「これまで悩むことが多かった語順についてスッキリした」
「第一段落をしっかり書かないと、何を言いたいのかわからない文章になることが身をもってわかった」
「仕事でやりとりする文章の中にも、格好良く聞こえて、実はあいまいなものがあると気づけた。具体化させるコツが参考になった」
「世の中に出回る“ダメな記事”を紹介してもらえたことも勉強になった」

・途上国にますます興味をもった!

「あまり知らなかったアフリカや中東などの知識が増え、興味をもった。アフリカへ行きたくなった」
「途上国に前より興味をもった。途上国の豆知識を(講師が)話してくれるので、ふとしたときにつながっておもしろい」
アフリカの石油発掘の弊害や中東の搾取的な労働制度などを知ることができ、途上国への興味がさらに深まった」
「知らない国への親近感がわいた。行ってみないと現実はわからないけれど、知識が多いほど、訪れたときに、考えられる視点は増えると思う」
「これまでは途上国の『現状』しか見てこなかった。講座に参加して、途上国の歴史や政治的背景をもっと知りたいと思うようになった」
「(講座の課題である記事を書くために)イベントに行くことで、今まで興味のあった国にさらに興味をもてるようになった」

・毎週の課題が学びになった!
「毎週の課題は大変だったが、講師からていねいなフィードバックをもらい、筆力が向上した実感がある」
「他の受講者に対する講師のフィードバックを読むことが学びになった。良い書き方、ダメな書き方を具体例をもって知ることができた」
NGOの報告会に行って取材し、記事を書くのはおもしろかった。勉強にもなった」
「うまく書けたときとそうでないときが感覚的にわかるようになった」
「他の受講者が書いた記事に対して、講座のなかでもフィードバックして学ぶ方式は勉強になった」
「課題はハードだった。ただ短期間でスキルを磨くには、これぐらいが必要だと思い、取り組んだ」

・アクティビティが楽しかった!

「こんなに双方向な講座はなかなかない」
「授業・ワークショップでインプット、課題でアウトプットできるのが良い。本を読むだけではなかなか頭に入らないから」
「受講者が3~4人のグループに分かれて、記事をフィードバックするのが学びになった。自分が書くとき以上に真剣に読み、考えないとできない」
「受講者同士がディスカッションする中で、自分の強み・弱みを知ることができた。論理的にものを考えるトレーニングにもなった」
「(講座のなかのアクティビティのひとつである)模擬記者会見が印象的。要らない情報を思い切って削ることが、伝わる文章を書くカギだとわかった」
「模擬記者会見は本物の記者になった感覚がして楽しめた」
「模擬記者会見は取材力が鍛えられて、とても良かった」
「新聞記事を読んで、わかりやすいか? その理由は何か?を考えるアクティビティが一番印象に残った」
「数字やエピソードを空想して、文章に付け足す練習が楽しかった」
「グループで文章を直す作業が学びになった。毎週楽しく学べた」

一石二鳥コスパが良かった!

「書き方を習えて、書いた記事を添削もしてもらえて、しかも途上国の情報まで知ることができる講座は他にない」
コスパが良く、質も高い」
「楽しみながら、筆力が上がって、しかも途上国の知識が付くのはいい」
「記事を書けるぐらい(物事を)詳細に知ることは楽しいと思った」

・知り合いにも勧めたい!

「テキストがわかりやすい。また、課題に対する講師のフィードバックが受講者全員で共有されることや、受講者同士で課題の振り返りができるので、自分だけでは気づかない発見や学びがある」
「記者を目指す友だちや書くことが好きな友だちに勧めたい。文章を書くときの姿勢がガラリと変わる」
「知り合いに勧めたい。自分が受講して、上達したと感じるから。内容が詰まっていて、わかりやすい。ていねいに添削もしてもらえる。こんなの他にないと思う」
「ライティングは敷居が高そうに思うけれど、楽しく学べた」
「文章の書き方を学べるだけでなく、海外に興味がある人が集まるので話が弾む」
「書く力が上がっただけでなく、ふだんからネタを探すという意識も高まった。旅先での楽しみが増えた」
「大学の授業を受けるときの意識が変わった。(教授の話を聞いて)ここが肝か、ここがそれを補強するためのエピソードかとわかるようになった。授業のレスポンスも用紙いっぱいに書けるようになった」
「後から録画で見られるのも嬉しい」

・これからも書き続けたい!

「今回学んだことを無駄にしたくないので、これからも書き続けたい」
「講座の期間が3カ月ぐらいでも良いかなと思った」
「半年ぐらいやりたい。上達の効果がもっと感じられると思うので」

配信元企業:特定非営利活動法人 開発メディア

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