本年4月から5月にかけて、東京ベイエリアで開催するイベント「SusHi Tech Tokyo 2024」ショーケースプログラムのコンテンツの第1弾が決まりました。”見て“、”触れて“、”聞いて“、”味わって“――”2050年の東京”を感じられるコンテンツを用意します。プログラムをイメージした楽曲を人気アーティストの「yama」が制作します。

「SusHi Tech Tokyo 2024」は、世界共通の都市課題解決に向けた東京発のイノベーションを創出するとともに、未来の都市モデルを発信する国際イベントです。世界五大陸の都市のリーダーが集う「シティ・リーダーズプログラム」、アジア最大規模のスタートアップイベント「グローバルスタートアッププログラム」、未来の都市モデルを発信する「ショーケースプログラム」の3つを同時期に開催します。

ショーケースプログラムでは、有明アリーナ、日本科学未来館、シンボルプロムナード公園、海の森エリアの4つの会場で、「自然」と「便利」が融合する”2050年の東京”を体感できるプログラムを実施します。

本リリースでは、特別企画としてイメージソングを制作するアーティスト「yama」によるスペシャルライブの開催と、「サステナビリティ」をテーマとしたコンテンツを「テック」「モビリティ」「フード」「アクティビティ」の4つのカテゴリーごとに紹介します。

 その他、周辺イベントとも連携し、ベイエリア全体で盛り上げていきます。詳細は、公式サイトに随時掲載します。

■ショーケースプログラムの4会場

日本科学未来館         4月27日(土)~5月26日(日)

シンボルプロムナード公園    5月12日(日)~5月26日(日)

海の森エリア         5月12日(日)~5月21日(火)

有明アリーナ         5月17日(金)~5月21日(火)

■特別企画

《yamaスペシャルライブ》

2020年4月にオリジナル楽曲としてリリースされた「春を告げる」で人気となり、今や映画、ドラマ、CMソングなどで活躍する「yama」が、本プログラムのコンセプトから2050年の東京をイメージした新曲を書き下ろします。有明アリーナでのスペシャルライブでは、その新曲を、最新のLEDビジョンを使った迫力ある映像と共にお楽しみいただけます。

■「サステナビリティ」をテーマとしたコンテンツ

資源の無駄をなくし、環境負荷を減らすといった、環境面での「サステナビリティ」に加え、誰もが平等に快適に暮らし続けられる「持続可能な社会」をつくるために何をすればいいのか。

ショーケースプログラムでは、「テック」「モビリティ」「フード」「アクティビティ」をはじめとする幅広いジャンルで、最先端の技術を紹介し、食品ロスを減らす、衣服をリサイクルするなど身近な取組を体験することで、できることから気軽に「持続可能な社会」への第一歩を踏み出していただくことを目指します。

※コンテンツは3月8日現在の内容であり、変更になる可能性があります。

※コンテンツの詳細は、会場ごとに別紙に記載しております。

1.テック ~暮らしを支え、より良い未来を作る最先端のテクノロジー

有明アリーナでは、宇宙エレベーターの疑似体験や搭乗操作型ロボットのデモンストレーション展示など、未来の技術を体感できます。日本科学未来館では、ロボットが活躍する未来について、ロボット自身が楽しくプレゼンします。海の森エリアでは、最先端テクノロジーの社会実装に向け東京都が進めるプロジェクトなど様々な取組が一堂に会します。

宇宙エレベーターイメージ(大林組)

<主なコンテンツ>

宇宙エレベーター(有明アリーナ)

・搭乗操作型ロボット(有明アリーナ) 

・ロボットプレゼンテーション(日本科学未来館)

・東京ベイeSGプロジェクト 先行プロジェクト(海の森エリア)

2.モビリティ ~環境負荷が少なく、誰もが乗って楽しい最新型のモビリティが大集結~

シンボルプロムナード公園を中心に、好きなモビリティを選んで試乗できます。有明アリーナ、日本科学未来館、海の森エリアには“空飛ぶクルマ”が登場し、デモフライトを行います。さらに、160年超の歴史を持つ宮本卯之助商店と最先端プロダクト開発型企業のRDSが手を組んだ、伝統×革新の次世代型モビリティも。

<主なコンテンツ>

・最新モビリティ(シンボルプロムナード公園、海の森エリア) 

・空飛ぶクルマ(有明アリーナ、日本科学未来館、海の森エリア) 

・伝統×革新の次世代型モビリティ(日本科学未来館ほか)

3.フード ~”EAT BETTER” より良く食べる~

シンボルプロムナード公園ではおいしくて地球にも優しい「Z品(ゼッピン)グルメ」を堪能できます。20台以上の多彩なキッチンカーやフードブースが集い、プラントベースの肉や100%植物性材料のアイスクリームなど環境負荷の少ない食品や、市場に流通しない規格外野菜などを、食のスペシャリストたちとタイアップしたメニューで提供します。

日本科学未来館では、肉や魚介類の代替食材を映像で紹介する「おばけレストラン」など、未来の食について学び、考えるコンテンツを用意します。その代替食材の一部は海の森エリアで試食できます。

FOODエリアのイメージ

<主なコンテンツ> 

・Z品グルメガーデン(シンボルプロムナード公園)

おばけレストラン(日本科学未来館)

持続可能な食の体験エリア(海の森エリア)

4.アクティビティ ~様々な体験を通して持続可能な未来を知ろう~

日本科学未来館では、未来を担うこどもたち向けに発明のプロセスや、サステナブルな食材などを学ぶワークショップを開催します。シンボルプロムナード公園では、年齢や性別、障害の有無にかかわらず誰もが一緒に楽しめる「ゆるスポーツ」やパラスポーツなどのインクルーシブアクティビティや、廃材を使ったアート制作の体験もできます。

ゆるスポーツ「せんたくテニス」

<主なコンテンツ>

・こども発明教室(日本科学未来館)

みらい発明起業講座(日本科学未来館)

・ゆるスポーツ(シンボルプロムナード公園)

・アップサイクルD.I.Y(シンボルプロムナード公園)

■技術パートナー 3月8日(金)時点)

本プログラムでは、プログラムの趣旨に賛同いただいた企業や団体とワンチームとなり、プログラムを盛り上げていきます。技術パートナーからは、来場者に体験いただく未来の都市を表現する技術のほか、最新のフードテックや未来のグルメ、サステナブルなフードなどプログラムに必要なコンテンツを提供していただいています。

(一覧)

アシックス、イビデン物産、インプランタイノベーションズ、オイシックス・ラ・大地、大阪大学大阪大学産業科学研究所生体分子機能科学研究分野、大林組、キリンホールディングス、コークッキング、世界ゆるスポーツ協会、田中電気、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター、超人スポーツ協会、ツバメインダストリ、トライストーン・エンタテイメント奈良先端科学技術大学院大学、ネクストミーツ、ハコボット、パラマウントベッド、ピー・ビーシステムズ、プラゴ、プランティオ、丸紅、宮本卯之助商店、メルカリ、ユーハイム、ユカイ工学(50音順)

FOMM、Japan Global Association、KEAN Health、LED TOKYO、LEP、MPLUSPLUS、playknot、Preferred Robotics、RDS、SkyDriveTANITA、ZMP(アルファベット順)

ボランティア募集中!3月31日(日)まで)

来場者案内や会場運営補助などのボランティア活動のほか、未来の東京を支えるロボットやモビリティなどの技術、水素や太陽光による次世代エネルギーの活用などサステナブルに関する取組を、来場された方々とともに体験していただきたいと思います。また、東京2020大会の会場となった有明アリーナや海の森エリア(海の森水上競技場)も活動の場となっております。多くの皆様にボランティアとしてご参加いただき、東京の未来をともに考えていく機会としていただければ幸いです。積極的な参加をお待ちしております!

※募集に関する詳細は以下URLをご参照ください。

https://www.sushitechtokyo2024-sc.metro.tokyo.lg.jp/module/booth/228109/187241

【別紙】 「SusHi Tech Tokyo 2024ショーケースプログラム」各会場のコンテンツ紹介

(1)有明アリーナ

未来のニュースが次々と映し出される映像通路を通り抜け、2050年の東京にタイムスリップ。

衣食住買い物、乗り物などテーマに合わせた演出で、最先端技術による“未来の一日”を体験できます。

メインアリーナのイメージ

■展示

●搭乗操作型ロボット

搭乗操作型ロボット「THE ARCHAX」を展示。変形のデモンストレーションを行います。

宇宙エレベーター

電車に乗るように気軽に宇宙へ。夢の宇宙エレベーターに乗り込む体験ができます。

●空飛ぶクルマ

「日常の移動に空を活用する」未来を目指し、公開有人飛行試験に成功した一人乗り試験機「SD-03」(SkyDrive)の展示機を間近に見て運転席に乗り込む体験ができます。

※展示機のため飛行の予定はありません。

パワードスーツ

アシストスーツやロボットによって作業負担を軽減したりフィジカルの特殊技能を補ったりすることで、多様な働き方が自由かつ簡単に実現できることを体験できます。

インドア・ファーミング

食糧不足の要因のひとつは「生産」と「消費」の場所が離れていること。それを解消するために、都会でも一人ひとりが「育てて食べる」ことを楽しめるインドア・ファーミングを提案します。

※会場内各所の展示演出にLEDパネル(LED TOKYO)が活用されています。

■ステージ

最先端テクノロジーを、ドラマやダンスパフォーマンスなどにより、分かりやすく楽しく表現します。

●オリジナルドラマ

こどもやファミリー層に向け、未来の日常の一部を切り取り、ドラマ仕立てで分かりやすく表現します。AIやロボットをテーマに盛り込んだドラマ2本を制作。有明アリーナで上映します。

ドラマ1. 「大切な友達」 

出演:木村文乃

いずみ(木村文乃)の娘・小学3年生のハナは、AI友達ロボットと友情を育み、きょうだいのように仲良く暮らしていたが……。

ドラマ2. 「COACH」 

出演:田中圭、木戸大聖

父(田中圭)の影響で走り幅跳びを始めたAKIRA(木戸大聖)は、父の死後、ロボットコーチのもとで、懸命に練習に励んでいたが……。

●ダンスパフォーマンス

伝統×革新の最先端モビリティの登場時に和楽器で演奏した楽曲に合わせてオリジナルダンスパフォーマンスを披露します。

また、LEDとダンスが融合したスペシャルステージも実施します。

●超人スポーツ

ARとモーションセンシングの技術を活用し、“エナジーボール”と“バリア”を駆使して戦う「HADO」など、迫力ある次世代スポーツのデモンストレーションで来場者を盛り上げます。

(2)日本科学未来館

手塚治虫作品のキャラクターを案内役に、想像力を刺激するテクノロジーや、サステナブルな取組など、東京の暮らしを変える多様な発明に出会えます。アイデアを形にするワークショップなどで、こどもたちのひらめくチカラを育みます。

※手塚の塚は、点ありの旧漢字が本来の正しい表記ですが、本リリースでは、互換性の観点から簡易字体を使用しています。

■展示

おばけレストラン

あの食材が肉や魚介類に!?

未来の食の姿をプロジェクションマッピングで楽しく学びます。

●ロボットプレゼンテーション

2050年にロボットはどんな活躍をしている? 

ロボット自ら、プレゼンします。

●伝統×革新の次世代型モビリティ

160年超の歴史を持つ宮本卯之助商店と最先端プロダクト開発型企業のRDSが手を組んだ、伝統×革新の次世代型モビリティを展示します。

■ワークショップ

●こども発明教室

「あそび」「どうぐ」「しょく」をテーマに、最先端企業と共にアイデアを形にする発明のプロセスを体験するワークショップ(小学生対象)。

みらい発明起業講座

会社を起業して世の中をより良くするビジネスを考えるワークショップ(中高生対象)。

■特別企画

2050年 学校アイデア会議

登壇者と会場参加者が一緒に未来の学校について考えるセッション。監修はスタンフォード大学・オンラインハイスクール校長で哲学博士の星友啓氏。

●女性起業家等による学生向けワークショップ

ロールモデルとなる起業家らを講師に、起業について学ぶプログラムを実施。

(3)シンボルプロムナード公園

江戸から続く伝統と、未来の東京をさまざまな視点で比較しながら、「食べる」「遊ぶ」「乗る」「買う」を通じて未来へのワクワクを発見できる会場。廃材をアップサイクルしたアート作品も展示します。

MOBILITYエリアのイメージ

【FOOD】環境にも人間にもやさしく、さらにおいしいグルメが集結します。

●Z品グルメガーデン

代替肉や100%植物性のアイスクリーム、人にも環境にも優しいZ世代も絶賛のグルメを中心としたキッチンカーが並ぶ食のフェスティバル江戸時代から続く伝統の味や東京産食材のメニューも登場。

提供メニューのイメージ

【PLAY】江戸から時代と共に変遷した遊びを紹介。誰もが楽しめる「ゆるスポーツ」などを体験できます。

●ゆるスポーツ体験

年齢や性別、障害の有無にかかわらず誰もが一緒に楽しめるスポーツを体験。道具には古着なども活用します。

【MOBILITY】 最新のモビリティを乗り比べできます。

●最新モビリティ試乗

環境に優しいモビリティが勢ぞろい。高速でも低速でも安定した走行ができるモビリティや車いすと合体して走れる電動モビリティをはじめ、バラエティ豊かな車種の中から好きなものを選んで試乗できます。

【MARKET】 衣・食・住の目利きが選んだ商品やワークショップが集まります。

MARKETエリアのイメージ

●未来のヴィンテージファッション

古着をリメイクし、新しいスタイルのファッションを紹介します。

●規格外野菜等販売

形が不揃いなどで流通に乗らない野菜等を販売します。

●アップサイクルD.I.Y

地域の企業などから集めた廃棄物を、ベンチやアートに変身させるワークショップを開催します。

(4)海の森エリア

「海の森エリア」には、“陸・海・空”の広大なフィールドが広がっています。フィールドの高いポテンシャルを生かし、先行プロジェクト(※)として「次世代モビリティ」、「最先端再生可能エネルギー」、「環境改善・資源循環」の3つのテーマで東京が目指す「未来のまち」の実現に関わるさまざまな最先端テクノロジーの実装が行われています。「海の森エリア」では、これらの展示を行うとともに、アニメ「僕とロボコ」のキャラクター・ロボコの案内で、先行プロジェクトの技術をわかりやすくご理解いただけるよう、様々なコンテンツの実演・体験を用意します。

(※)東京ベイeSGプロジェクト 先行プロジェクトについて

 都では、ベイエリアを舞台に、50年・100年先を見据えて、「自然」と「便利」が融合する持続可能な都市を構想する「東京ベイeSGプロジェクト」を推進しています。本構想の実現に向け、最先端テクノロジーを実装する「先行プロジェクト」を令和4年度から展開しています。詳細については、下記URLをご覧ください。

https://www.tokyobayesg.metro.tokyo.lg.jp/priorityprojects/

●最先端再生可能エネルギーエリア

最先端の太陽光や風力の発電設備を展示するほか、船着き場では水素生産船等がご覧いただけます。

●次世代モビリティエリア

空飛ぶクルマを展示するほか、ドローンによる様々な飛行を実施します。

●環境改善・資源循環エリア

CO2の低減に資する環境改善技術を展示するほか、海面を自動で清掃するロボットの実演を行います。

先行プロジェクトでは、令和4年度、5年度に計15件の事業を採択しています。詳細はこちらをご参照ください。

令和4年度】

https://www.tokyobayesg.metro.tokyo.lg.jp/priorityprojects/priorityprojects_r4_decision.pdf

令和5年度】

https://www.tokyobayesg.metro.tokyo.lg.jp/priorityprojects/r5project_introduction.pdf

■その他のコンテンツ

ファミリーや子どもたちにも会場を楽しんでいただくため、休日を中心に下記のコンテンツを実施します。

●ドローンワークショップ

ドローンを知り、身近に感じていただくため実際にドローンを製作・操作します。

サイエンスショー

楽しい実験を通じて、分かりやすくテクノロジーやエネルギーの仕組みを伝えるサイエンスショーを実施します。

●カヌー・ローイング体験会

水辺に触れて水質環境等に関心を持っていただくため、カヌー等の体験会を開催します。

●フードエリア

日本科学未来館の「おばけレストラン」企画で投影される食材の実食や、微弱な電流を流すことで塩味が強く感じられる食器「エレキソルト」の体験イベントなどを行います。

電動サイクル(OpenStreet)

●モビリティコーナー

パーソナルモビリティをコース内で自由に乗っていただけます。

配信元企業:SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラム広報事務局

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