みずほリース株式会社(代表取締役社長 中村 昭、以下「みずほリース」)は、コーポレートベンチャーキャピタルファンドである未来創造投資事業有限責任組合(以下「本CVCファンド」)を通じて、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(以下、原子力機構)発のレアメタルリサイクルベンチャーである株式会社エマルションフローテクノロジーズ(茨城県那珂郡東海村、代表取締役 鈴木裕士、以下「EFT社」)へ出資しましたので、お知らせいたします。

  • 【背景】

みずほリースは、「ニーズをつなぎ、未来を創る」をミッションとして、既存ビジネスの枠組みに留まることなく、事業パートナーとの連携・協業による新たなビジネスに挑戦しています。

本CVCファンドを通じて、サーキュラエコノミー分野へ投資することにより、みずほリースが特定したマテリアリティである「脱炭素社会実現への貢献」、「循環型経済の牽引」を目指し、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えております。

今般、本CVCファンドにてEFT社の第三者割当増資の一部を引き受ける形式で出資を行いました。

  • 【出資及び業務提携先の事業内容】

EFT社は、原子力機構が開発した革新的な溶媒抽出技術「エマルションフロー」を活用した事業を展開するスタートアップ企業です。エマルションフローは、従来の溶媒抽出技術と比較して、低コストで効率的に高純度な元素分離を可能にする革新的な技術であり、レアメタルを取り巻く社会課題の解決に寄与できると期待されております。

EFT社は、資源循環事業として、廃棄されたリチウムイオン電池(LIB)などに含まれるコバルトやニッケルリチウムといったレアメタルを低コストかつ低環境負荷で高純度に回収する技術を確立し、回収したレアメタルをハイテク産業に直接再利用する「水平リサイクル」の事業化を目指しております。

さらに、創業以来培ってきた革新的な技術の水平展開として、工場排水に含まれる環境汚染物質の分離回収にも活用するなど、環境ソリューションへの新たな事業展開を目指しています。

  • 【出資先の会社概要】

  • 【今後の展望】

みずほリースは、本投資を通して、「高度循環型社会」「脱炭素社会」に向けた取り組みを推進し、持続可能な社会の実現を目指していきます。

  • 【関連リリース】

https://www.mizuho-ls.co.jp/ja/news/news-5288854042411638251/main/0/link/cvc_revise.pdf

  • 【お問い合わせ先】

 みずほリース株式会社 経営企画部

 〒105-0001 東京都港区虎ノ門一丁目2番6号

 TEL 03-5253-6540

配信元企業:みずほリース株式会社

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