新棟の看板

<導入の背景>

明石仁十病院は、慢性期患者様の入院・リハビリをメインで行っております。

今回、病棟の改築を行うにあたって照明環境の改善、向上を検討されておりました。

既存の病棟は一定の明るさと固定の色温度の照明環境となっており、今回の改修にあたり新たにサーカディアリズムを取り入れた照明環境でICU症候群やせん妄を解決できないかと考えておりました。

患者さんがしっかり寝られる環境、医療スタッフにとって快適な環境を作りたいと考え、今回の機器の導入に至りました。

山田医療照明の製品であるLED導光板 薄型照明をベースに、サーカディアン仕様に変更し、病院様のご要望にお応えする照明と制御を提案、導入致しました。

サーカディアン調色仕様のLED導光板 薄型照明は明石仁十病院様が初導入であり、今回の病院様の反応次第では販売を拡げていきたい考えです。

<導入によって期待されるメリット・効果>

◆患者様へのメリット

サーカディアリズムを感じることが出来る。

・雨の日、雪の日で、外の明るさ変化しないときも色温度が変化する病室の照明で時間の流れを感じることが出来る。

◆スタッフの方々へのメリット

・自動点灯、調光・調色のため、スタッフ様での照明の点灯、消灯、調節が不要。

<商品説明>

製品名:フラットベース照明 サーカディアン照明・DALI制御 仕様

山田医療照明が販売している医療施設向けLED導光板薄型照明をベースに、今回の病院様のご要望に応えるため、サーカディアリズムを再現した照明・制御仕様を導入致しました。

朝の灯り、昼の灯り、夕方の灯り、夜の灯りの4シーンの照明を自動で再生。病室のカーテンが開いていなくても、一日の流れを照明で再現します。


朝・昼・夕・夜の4シーンの部屋の照明

◆LEDの特徴

今回は高演色・高効率を維持しつつ、メラノピック照度※1と照度、色温度の調整を同時に行うことが出来るLEDを選定いたしました。

目覚めの時の活力を与える色味(空色)から、就寝前の安らぎを与える色味(電球色)までを本LEDで再現することが出来るので、屋内で過ごす時間が長い人たちの体内時計の適正化と快適な生活を作り出します。

※メラノピック照度

従来の照度とは異なり、網膜上の光感受性神経節細胞であるintrinsically photosensitive Retinal Ganglion Cells(ipRGCs)に重み付けされた照度で、WELL Building Standard(Well認証)において、サーカディアン照明の評価項目として採用され、日本でもオフィス設計に新たに取り入れられている指標です。メラノピック照度が高い光を浴びると体内時計の調整を担うホルモンであるセロトニンの分泌が促されます。

◆制御方式

利用者の方に簡単にサーカディアリズムでの照明調整をするため、制御方式には、DALI制御システムを採用致しました。

本制御により明るさや光の色を時間帯毎に自動で調整。室内を自然の光環境に近づけることが出来ます。一日を病室で過ごす患者様や、医療スタッフの方に時間の経過を感じていただき、メリハリのある生活を実現することが出来ます。

詳細はこちら:神田通信機様導入事例ページ(https://www.kandt.co.jp/solution/case/akashininjyu-hp.html)

<医療法人公仁会 明石仁十病院様について>

名  称:医療法人公仁会 明石仁十病院

事業概要:

診療科目

内科・胃腸内科・循環器内科・糖尿病内科・呼吸器内科・脳神経内科・耳鼻咽喉科・外科・整形外科・放射線科・泌尿器科・リハビリテーション

《許可病床数》149床

(内訳)一般病棟:29床 / 回復期リハビリテーション病棟:20床 / 医療療養病棟:100床

所 在 地:兵庫県明石市魚住町清水1871-3

U R L :https://ninjyu-hp.or.jp/

明石仁十病院は、「全ては、病める人のために」を法人理念に、質の高い医療介護サービスを一体的に地域に提供し続けられるよう、努めて参ります。

<山田医療照明について>

1927年昭和2年)の創業以来、手術用照明「無影灯」を制作・販売し続けてきたメーカーです。

手術用照明灯や、処置灯、天井照明など、医療現場に必要な光を提供しております。

「正しく照らす やさしい光」をコンセプトに光のプロとして医療の光を限界まで追求し、お客様のために尽力しております。

配信元企業:山田医療照明株式会社

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