2023年10月に劇場デビュー15周年を迎えたSKE48が、最新シングル「愛のホログラム」を2月28日(水)にリリースする。
【動画】末永桜花が2作連続でセンターに…SKE48 「愛のホログラム」 MV
SKE48通算32枚目のシングルとなる今作は、孤独な愛をテーマにしたシリアスで切ない失恋ソングで、センターには前作に引き続き末永桜花が立つ。また、荒井優希が28thシングル「あの頃の君を見つけた」以来となる選抜復帰を果たす他、初選抜には中野愛理、倉島杏実、大村杏が名を連ねた。
WEBザテレビジョンでは、初選抜組の3人にインタビューを実施し、今作のポイントや選抜メンバーに入った心境、今後の目標などを語ってもらった。
■中野愛理「まだまだメラメラしているぞってことも伝えたい」
――まずは選抜メンバーとなった今の気持ちから聞かせてください。
倉島:私は5歳からSKE48が好きで、好きなメンバーが選抜メンバーだったので、私の“SKE48になりたい”という夢は“SKE48のメンバー”じゃなくて、“SKE48の選抜メンバー”になることでした。今18歳なので、13年願った夢がかなってすごくうれしいです。
中野:私は選抜に入りたい気持ちはあったんですけど、あまり口には出してこないでずっと内に秘めていました。でも、2023年の生誕祭で初めて「選抜に入りたい」と言ったら、ファンの方が今まで以上に応援してくださって、そのおかげで選抜に入れたと思います。本当にファンの人には感謝しかないですけど、もっと上を目指して頑張りたいので、まだまだメラメラしているぞってことも伝えたいです。
大村:私はまだSKE48に加入して2年もたっていないんですけど、選抜メンバーになりたいという気持ちは持っていました。今作で入れるとは思っていなかったのですごくうれしい反面、まだまだ認められていない部分や「研究生だから」っていう目で見られている面もあると思うので…選抜メンバーとしても1人のアイドルとしてもたくさんの方に認めてもらえるように、SKE48に貢献できるような活動をしていきたいです。
■倉島杏実に松井玲奈から祝福「自分のことのように喜んでくださった」
――大村さんは憧れの先輩に挙げている末永桜花さんセンターのシングルでの初選抜となりましたね。
大村:センターが桜花さんだって知ったときは、推しメンだからこそ自分のことのようにうれしかったですし、そのシングルに自分がいることが信じられなかったです。MV撮影のときも桜花さんが先頭のグループの中に自分がいるのが不思議で、MVを見たときも桜花さんの後ろに自分がいることがすごくうれしかったです。この曲が一生の思い出になったと思います。
――倉島さんが松井玲奈さん(2015年卒業)、中野さんが日高優月さん(2023年卒業)を好きだったこともファンの方々は知るところだと思いますが、報告などはしたんですか?
中野:わざわざ言うほどのことじゃないのかなと思って連絡していなかったんですけど、いろんなメンバーから連絡があったみたいで、「何か私に言うことあるんじゃないの?」って連絡がきて、そこで初めて伝えました。この前も久しぶりに会ったんですけど、いつもの感じで「おめでとう」と言ってくれて、すごくうれしかったです。
倉島:年始のあいさつをしたときに、一応報告として伝えさせていただきました。自分のことのように喜んでくださって、お祝いとして先日一緒にご飯にも行かせていただいてうれしかったです。
■MVはシンクロ率重視のダンスと無表情がポイント
――では、今作「愛のホログラム」についてお聞きしていきたいと思います。
倉島:今作は今までのSKE48にあまりなかった孤独な失恋ソングになっています。私は他のアイドルの失恋ソングを聞くのが好きなので、SKE48にもそういう曲がきてすごくうれしかったです。失恋ソングなんですけど、私は歌っていて楽しい曲だと思っていて、MVも楽しく歌いながら撮影していました。
――歌っていて楽しい曲という反面、今回のMVは笑顔を見せないシリアスな雰囲気ですよね。
倉島:そうですね。楽しくて笑顔にならないようにしつつ、無表情を保ったりまばたきを止めたりしなきゃいけなかったので、その難しさはありました。
――中野さんと大村さんはいかがでしょうか?
中野:今回はCRE8BOY(クリエイトボーイ)さんが振り付けをしてくださったんですけど、音にハマっている動きが多いので踊っていて気持ちがいいです。でも、今回のダンスは普段やらないような体の角度が要求されるので、振り入れで筋肉痛になっちゃいました(笑)。楽曲は失恋がテーマなので重ためなんですけど、振り付けと楽曲が合わさっておしゃれな1曲になっていると思います。
大村:シンクロ率を重視したダンスだったので、自分のくせが出ないようにすごく練習しましたし、無表情が意外と難しかったです。歌っていて感情が出てしまうことが多かったので苦労しました。
■メーキング「あーちゃんねる」
――TYPE-Bには皆さんがメインの特典映像も収録されるとのことですが。
倉島:この初選抜3人の名前が“あいり”と“あみ”と“あんず”ということで、「あーちゃんねる」というタイトルで、それぞれメーキングカメラを持たせてもらいました。私は周りに同期や同じTeam Eのメンバーがいることが多かったので、ホームビデオ感が強い気がします(笑)。それがどこまで使われているのかが楽しみです。
中野:私は振り入れのときにあるメンバーにカメラを乗っ取られました(笑)。杏実さんの話をしていたんですけど、結構使われているようなので、ぜひ楽しみにしていてほしいです。
大村:私は撮っているときにみよまる(野村実代)さんが来てくれました。劇場公演にアンダーで出るときはお話させていただいているんですけど、それ以外で普通にお話することはなかったので、撮影を通しておしゃべりすることができたのがすごくうれしかったです。
――最後に、選抜メンバーになったからこそ立てるステージやできるお仕事などもあると思いますが、今後やりたいことや目標などはありますか?
中野:今すぐにという目標ではないんですけど、選抜メンバーに選んでいただいた次は、選抜メンバーの中でも一歩先にいきたいなと思うので、ソロライブがしたいです。他のグループの楽曲とか、アイドルが好きでアイドルになったので、そのきっかけになった楽曲とか、ファン目線を生かして私が活動してきたことが生かせるようなソロライブをいつかやりたいです。
大村:私は「テレビ朝日・六本木ヒルズ SUMMER STATION」に出演したいです。2022年に10期生と11期生で出演させていただいたんですけど、今年は選抜メンバーの一員として出演して、少しでも私を知ってくれる人を増やせたらいいなと思います。あと、私は器械体操が特技で、劇場で側転とロンダートを披露したことがきっかけで“アクロバットができる子”って覚えてもらえたりもしたので、SKE48が「NHK紅白歌合戦」(2012年)に出演したときにアクロバットを取り入れていたと思うんですけど、その時代を私でよみがえらせたいなと密かに思っています。
倉島:私は個人ではなくグループで目指したいと思うことなんですけど、「バンテリンドーム ナゴヤに立ちたい」と選抜に入ってからより強く思うようになりました。「SKE48の第一線を張れるメンバーになりたい」というのが選抜入りの次の目標でもあるので、それもかなえたいですし、第一線を張れるようなメンバーになって、ナゴヤドームでまたSKE48がライブできたらなって思っています。
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