平手打ち・ビンタ

アメリカで、ナイトクラブを訪れた男性客を暴行したとして、従業員の女が逮捕された。『Miami Herald』『CBS 12』などが伝えている。

 

■チップを払わない男性客

2月27日午後9時頃、フロリダ州在住の男性(24)が、あるナイトクラブ兼バーを訪れた。同店はトップレスのナイトクラブと伝えられている。

入店後、男性はダンサーの女(28)がいるテーブル席に行き、アルコールを注文。店内には「女性にチップを渡してください」など「チップ必須」の張り紙はなかったため、ドリンクを手渡された際、男性はチップを払わなかった。

 

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■暴行容疑で従業員の女が逮捕

テーブルにいた女がこれに抗議したところ、男性と口論に。ヒートアップした女は、札束を男性に投げつけたかと思うと、顔面を二度平手打ちし、唾を吐きかけたという。

男性が警察に通報し、すぐに駆けつけた捜査員らが話を聞くと、女は暴行容疑を否認。「男性が横柄な態度で、従業員の女性たちを侮辱していました」「そんな彼に札束を投げてふざけただけです」などと説明した。

主張の食い違いがあったため、捜査員らが店内の防犯カメラを確認すると、女が男性の顔を平手打ちする瞬間が映っていた。これが証拠となって、女は逮捕された。

 

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■悪態つく男性の目撃者多数

女の他にも、事件当時の男性の態度を指摘する目撃者が複数いたようだ。ある目撃者によると、男性は酒に酔っていたそうで、ダンサーのいるテーブルを渡り歩いていたという。

そのたびに自分のキャリアを自慢しながら、「私は金をたくさん持っているが、チップを払うつもりはない」など、女性らを見下すような発言をして悪態をついていたそうだ。

その後、女は暴行容疑で起訴されたが、現在は保釈金を払って釈放されている。裁判は近日中に開かれる予定だ。

 

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■両者に批判の声

このニュースが報じられると、ネット上では「客を殴るのは良くない。逮捕は妥当」「チップの支払いは義務ではない。激高ドリンク代にチップも含まれているでしょうに」「唾を吐くなどやりすぎ。下品極まりない」などと、女に批判的な声が挙がった。

他にも、「女が怒るのも無理はない。ストリップクラブでチップを払うのは常識」「サービス業の女性に悪態をつくなど最低な客」と、男性を批判する声もある。

男性客を平手打ちし唾を吐いた従業員の女が逮捕 「金払い悪く横柄な態度」に苛立ち