長野県と関東地方北部の山沿いは、あす昼前にかけて大雪のおそれ
低気圧が三陸沖にあって東へ進んでいます。この低気圧は発達しながら東へ進み、日本付近はあす10日にかけて西高東低の気圧配置となるでしょう。また、東日本の上空約5500メートルには氷点下33度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込んでおり、この状態はあす10日昼前にかけて続く見込みです。
このため、長野県と関東地方北部の山沿いでは大雪となっており、あす10日昼前にかけて大雪となるでしょう。
【防災事項】
長野県と関東地方北部の山沿いでは、あす10日昼前にかけて、積雪や路面の凍結による交通障害に警戒・注意してください。上空の寒気が予想よりも強まった場合や、日本海から流れ込む雪雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雪となる範囲が広がる可能性があります。また、なだれにも注意してください。
【雪の実況】
きょう9日15時現在の主な地点の24時間降雪量と積雪の深さ（アメダスによる速報値）
24時間降雪量 積雪の深さ
長野県
小谷 33cm 83cm
白馬 31cm 34cm
信濃町 23cm 42cm
●予想される雪の量(多い所で)
・あす10日18時までに予想される24時間降雪量
関東地方北部 40cm
甲信地方 50cm
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