2024年3月3日から3月10日(日)までの8日間、東京・原宿の「ウラハラ」エリアにて、地域創生・貢献イベント「wedding march -まちを、もっと幸せにしよう。」展(無料)が開催され、原宿キャットストリートに、全長440メートルのウエディングロードなどが出現。

【写真】「ウラハラチャペル」で撮影を楽しんだカップル。イベントの累計体験人数は約4000名と、会場は盛り上がっていた(3月9日時点)

この企画は「『祝う、分かち合う、感動する』未来の結婚式を体験する。」をテーマに掲げるプロジェクト「Wedding Park 2100 ミライケッコンシキ構想」による4回目の特別イベント。「結婚・結婚式によって街を幸せにしたい」「これから結婚・結婚式を考えるZ世代が多く集まるウラハラで、新たな結婚式の価値観を提案したい」と、結婚準備クチコミ情報サイトのウエディングパークが、ウエディング企業やクリエイター、街の人々と取り組んでいる。

原宿キャットストリートの北ウイングに行ってみると、同イベントのスタッフからマーチングバッグが手渡され、その中にあるエリアマップを確認すれば、「wedding march -まちを、もっと幸せにしよう。」展の見どころがわかるようになっていた。

注目は、プロのフォトグラファーによる“ウエディングフォト体験”ができる「ウラハラチャペル」(3月8日・9日に開催)や、“未来の結婚式のカタチ”として、その日街に訪れた人々とランウェイを歩く「ウエディングロード」(3月9日に開催)。

実際に「ウエディングロード」に参加した新郎新婦に話を聞くと、「天気も良くて、たくさんの人々が来られていて、なかなかない経験ができました。参加できてうれしかったですし、いざ歩いてみたら楽しかったです」(男性)、「たくさんの方に祝っていただけて良い時間が過ごせました。ランウェイを歩く前は緊張していたんですけど、この会場でみなさんが楽しそうにされているのを見て、緊張が解けました」(女性)と感想を語っていた。

「wedding march -まちを、もっと幸せにしよう。」展にはそのほか、自分だけのオリジナルマガジンを作ることができるワークショップ「ウラハラ祝福ZINEをつくろう」や、「結婚式が、もっと好きになるカフェ」をコンセプトに、オリジナルメニューを提供するコラボカフェ「bio ojiyan Wedding Cafe」なども登場。多くの人が結婚・結婚式の“ワクワク”を体験できる場所が作り出されていた。

取材・文=平井あゆみ

「ウエディングロード」のランウェイを歩いたカップル。「wedding march -まちを、もっと幸せにしよう。」展は、ギャラリーでのアート鑑賞やカフェでの飲食など街を回遊する体験型イベントに