かつては独身貴族アイコン的存在だったIも、気がつけばアラカンだ。人気独身芸人たちで結成した飲み会も、次々とメンバーが結婚し、最近ではほとんど開かれなくなったという。

松本人志の性加害報道の影響もあります。合コンに参加する女性をアテンドする人物もいたそうで、“李下に冠を正さず”で、最近は一切開いていません。もっとも、参加する独身メンバーもいないようですが」(スポーツ紙記者)

 松本の過去の行状が報じられるたびに引き合いに出されるのが、Iのスマートな遊び方だ。

「Iの合コンの場所は松本のように高級ホテルのスイートルームではなく、人気の高級レストランや会員制、紹介制のお店がほとんど。中には数年先まで予約が取れないお店もあるので、女性にも人気です。女性サイドはホテルのように個室もないし、場所がオープンだということで警戒しないようですね。遅刻しても誰も何も言わないし、途中で帰りたくなったら、それもOK。一部の女性たちからは『Iさんの飲み会は安全安心』とまで言われていました」(芸能関係者)

 しかし、合コンや飲み会こそ少なくなったものの、Iが夜な夜な飲み歩いていることに変わりはない。

「Iは年齢のわりに、ややスリムな体型で、カジュアルだけど、さりげなく身に着けているのはハイブランドばかり。しかもスタイリッシュに着こなしているんです。お酒にも詳しくグルメで優しい、というイメージ通りなので、意外とモテる。合コンなどしなくても、食事や飲みに行く相手には困りません」

 Iの行きつけの都内のある会員制のバーは、看板もないようなところが多い。その一つは地下にあるが、その階段を降りるためにも厳しいセキュリティーチェックがある。

「OL風の女性と2人でバーから出てきたのは午前0時を少し過ぎた頃でした」

 そう話すのは、写真誌のカメラマンだ。

「路上で、しばらく立ち止まって何やら話していて、女性は何度か首を横に振ると、Iは笑顔でうなずいて、その後にタクシーを止めたんです」

 先に女性をタクシーに乗せると、Iは軽く手を振り見送ったという。

「これまでも女性と2人で帰る場面に何度か遭遇していますが、いつもこのパターン。晩年の志村けんさんのような大人の遊び方に近づいてきたようにも感じますが、若い頃の派手な遊び方を知っている人は、ちょっと哀愁を感じてしまうかもしれません」(前出・カメラマン

 過去を掘り起こされないようにおとなしくしているだけかもしれないが。

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