奈緒と木梨憲武がW主演を務めるドラマ「春になったら」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第9話が、3月11日(月)に放送される。

【写真】瞳(奈緒)&一馬(濱田岳)は、雅彦(木梨憲武)のタイムカプセルを探しに向かう

■娘と父のハートフル・ホームドラマ

本作は、“3カ月後に結婚する娘”・瞳(奈緒)と、“3カ月後にこの世を去る父”・雅彦(木梨)が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3カ月間を描いた、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ。福田靖によるオリジナル作品で、シリアスとコミカルが同居した世界観で繰り広げる、笑いと感動に満ちた物語を立体的に描いていく。

■「春になったら」第9話あらすじ

第9話は――

自身の葬式のプランを相談するため、岸(深澤辰哉)が働く葬儀場を訪ねた雅彦は、パーッと楽しい葬式にしたい、遺影も弔問客が思わず笑ってしまうような写真がいいとリクエスト。岸は、過去に類を見ない依頼に戸惑いながらも、だったら…と瞳が遺影の写真を撮ることを提案し、瞳も「お父さんが喜ぶなら…」と了承する。

椎名家で行われた撮影会には、岸と美奈子(見上愛)も駆けつけ、大学時代の写真部さながらの雰囲気で着々と準備が進められていく。雅彦は、そんな3人の姿にまた一つ、自分の知らなかった娘の姿を見られた喜びを感じながら、自身は底抜けの明るさで、まるで遺影とは思えないポーズを次々と繰り出す。瞳は、そんな父にあきれながらも、雅彦の願いをかなえたい一心でシャッターを切っていく。

一方、“死ぬまでにやりたいことリスト”の項目は残り3つ。雅彦は、そのうちの一つで、12歳のときに小学校の校庭に埋めたタイムカプセルを掘り出したいと考えるが、すでに体の痛みは慢性化し、体力も落ちていることから半ばあきらめかけていた。そこで、瞳と一馬(濱田岳)が代わりに現地の様子を見に行くことになるが、到着した小学校の前には工事用のフェンスが立ち並んでいて…。

――という物語が描かれる。

■瞳が雅彦の遺影写真を撮影

番組公式YouTubeなどで見ることができる予告動画では、雅彦が埋めた50年前のタイムカプセルを探すため、瞳と一馬は学校に向かう。「立ち入り禁止だって」といいつつ侵入する二人。

一方、雅彦は、瞳たちと遺影撮影に挑む。「みんなが笑っちゃうような写真がいいんだよね」と言う雅彦は次々に元気なポーズを決め、瞳がシャッターを切ると、岸は「こんな遺影は見たことないなあ」とつぶやく。さらに瞳と雅彦が記念写真を撮っている様子も。そして、瞳は結婚式の打ち合わせ、雅彦は葬式の打ち合わせを進めていく。

動画の最後では、タイムカプセルを掘り当てる一馬だったが、警察から「何やってるんだ」と声を掛けられてしまい、「瞳ちゃん逃げて」とドンマイポーズで一馬が瞳に声を掛ける姿が映し出されている。

視聴者からは、「タイムカプセルの中身が気になる」「葬儀も結婚式もどうなるんだろう」「ドンマイしながら逃げてって言う一馬さんかっこいい」などの声が上がっている。

「春になったら」第9話より/(C)カンテレ