インテルのシモーネ・インザーギ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

勝ち点で2位ユベントスと大きく差をつけ、セリエA首位を独走中のインテルチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのアトレティコ・マドリー戦を控える中、9日の第28節で好調ボローニャと対戦した。

インザーギ監督はエースのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスらをベンチスタートとしたが、前半のうちにイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニのクロスからU-21ドイツ代表DFヤン・アウレル・ビセックがゴールを決めて先制。追加点こそ奪えなかったものの、アトレティコ戦に向け、主力を下げながら逃げ切りに成功し、1-0の勝利を掴んだ。

試合後、インザーギ監督は後半の苦戦について語りつつ、選手たちの奮闘ぶりを称えた。

「我々はとても幸せだ。インテルの誕生日(創設日)にとても重要な勝利を捧げることができた。追ってくる相手とのリードを広げることもできた」

「前半はリードするに値したが、後半はボローニャに追い上げられ、少し苦しんだ。また、アトレティコ戦を意識した影響もあるはずだ」

「DF2人で生んだゴールについては、私にとってもスタッフ全員にとっても大きな満足感があるものだ。選手たちは並外れたことをやっている。しかし、まだ10試合残っている」

「彼らは長い間、私に大きな感動やトロフィー、勝利をもたらしてくれた。彼らにはディナーをご馳走する以上の借りがある」

また、ミッドウィークのCLアトレティコ戦にも言及。ホーム開催の1stレグで1点のリードを得ているが、シビタス・メトロポリターノでのアトレティコの反撃を警戒している。

「水曜日のことを考えるなら、アトレティコはホームとアウェイで大きく変わるチームだ。我々は彼らのことを知っている。できる限りの準備をするが、環境の違いは間違いなく影響する」

チャンピオンズリーグで前進することは、我々が自身に課した目標だ。今日は回復させたい数人の選手を欠いたが、こういった試合には慣れている。昨シーズンのポルトリスボンでの試合(CLのポルト戦、ベンフィカ戦)も似たような状況だった」

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