本日3月10日中山競馬場で実施された中山10レース「東風ステークス」にて、1着に「ディオ」、2着に「ノースザワールド」が入り、“ジョジョ馬券”とSNSなどで話題になっている。

中央競馬・中山10レース「東風ステークス」にて1着「ディオ」2着「ノースザワールド」が“ジョジョ馬券”と話題に_001
(画像はJRA「東風ステークス」レース結果ページより)

これは、「ディオ」が『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する「ディオ・ブランドー(DIO)」、「ノース“ザワールド”」がディオのスタンド能力「ザ・ワールド(世界)」をそれぞれ連想したもの。

なお、3着の「“ホウオウビスケッツ」から、花京院典明のスタンド「ハイエロファントグリーン法皇の緑」も連想され、まさに『ジョジョ』第三部「スターダストクルセイダース」の一場面、DIOが「ザ・ワールド」によって、花京院の「ハイエロファントグリーン」を破ったシーンの再現だという声も見られた。

この結果にXを始めとしたSNSも盛り上がり、一時は「ジョジョ馬券」がトレンドしていた。

また、今回1着2着となった競走馬ディオ」と「ノースザワールド」は共に下河辺牧場が生産者。生産馬のワンツーフィニッシュに、『ジョジョ』作中のディオのセリフを引用する形で喜びを爆発させていた。

ジョジョ馬券についても、前日に出走馬を紹介する形で予告。「DIO様とノース“ザ・ワールド」「ジョジョ馬券でよろしくお願いします」とポストしており、文字通りこれが実現した形だ。

なお、下河辺牧場の公式Xでは、デビュー以来一貫してディオ“様”と呼んでおり、「悪のカリスマ」への敬意が伺える。JRAの競走馬情報によれば、馬名の意味は「(イタリア語で)神」となっているが、ほぼ間違いなく『ジョジョ』のディオ様に由来するものだろう。

実は一度も掲示板を外したことがない(5着以内)という、“堅実”な成績を積み上げてきたディオ様。ここにきて2勝クラスから3連勝と勢い止まらず、今後の重賞挑戦にも期待したい。

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