ボカ・ジュニアーズは9日、女子チームに日本人MF佐々木ユリア(20)が加入することを発表した。

契約期間は2024年12月まで。背番号は「29」を着用する。同クラブに日本人選手が所属するのは、元日本代表FW髙原直泰氏に次いで2人目となる。

佐々木は三菱重工浦和レッズレディースの育成組織出身で、慶應義塾体育会ソッカー部を経てオーストラリアのエッセンドン・ロイヤルズに加入。リーグ戦では17試合9得点をマークした。

浦和でもプレーしたエスクデロ競飛王が携わる『EDS global fútbol experience』の力も借り、今年1月にボカのトライアルに参加。晴れて正式契約を勝ち取った。

アルゼンチン女子1部に所属する今季の日本人選手は、パイオニアであるリーベル・プレートのFW江頭一花、クルブ・フェロ・カリル・オエステへのMF渡辺琉那、ヒムナシアのMF髙橋楓姫に次いで4人目となる。

リーグは10日に開幕を迎え、5連覇を目指すボカは、初戦でリーベルと対戦する。アルゼンチン『ole』や『TyC Sports』はスーペル・クラシコでのデビューや、日本人対決の可能性を示唆している。