任天堂は10日、「スーパーマリオ」の新たなアニメ映画の制作を米国制作会社のイルミネーションと共同で進行中だと発表した。劇場公開日は2026年4月3日を予定しており、米国を含む全世界で公開される見込み。

【動画】「明るくて楽しい展開に」宮本茂プロデューサーが新作映画を予告

これは3月10日が「マリオの日」であることにちなみ、同日配信の動画「MAR10 Day 2024」や各種発表資料にて発表されたもので、同時に制作関係者に関する情報も明らかに。プロデューサーはイルミネーション代表のChris Meledandriと任天堂代表取締役フェローの宮本茂が共同で担当、監督はAaron HorvathとMichael Jelenicが、脚本はMatthew Fogelがそれぞれ務めるほか、Universal Picturesと任天堂が共同出資を行い、配給はUniversal Picturesが担当することがわかった。

本発表に際し任天堂は「自らが映画の制作に深く関与することで、任天堂ならではの独自のエンターテインメントを創造し、一人でも多くの方にお届けすることを目指して、努力を続けて参ります。」と、イルミネーションは「任天堂ならではの喜びと発見のミックスを世界中のあらゆる年代の方々にお届けし、世界で最も知られるフランチャイズの愛されるキャラクターやストーリーに触れていただく機会を提供することに期待しています。」とそれぞれコメントしている。

※以下、前作に関する情報、内容の言及がございます

前作「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は任天堂イルミネーションとのタッグにより制作され、2023年4月5日に米国で公開、同年4月28日日本国内で公開がスタート。二人の兄弟配管工マリオルイージニューヨークで配管サービス「スーパーマリオブラザーズ」を立ち上げるところからはじまる本作、ゲームでおなじみの兄弟が奮闘するなか、謎の土管に迷い込んでしまって行き着いたのはこれまたおなじみのとある王国で…

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

Chris Pratt, Anya Taylor-Joy, Charlie Day, Jack Black, Keegan-Michael Key, Seth Rogen, Fred Armisen

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世界的な知名度を誇るゲームの3Dアニメーション化ともあり、キャストやキャラクター含め公開前より大きな注目を集めており、全世界興行収入は13.6億ドルにのぼる大ヒットを記録した。

そんな次期作の制作がこの度発表されることとなったが、SNSでは「次期制作は決定的だった」とする意見がゲームファンや作品ファンから多数寄せられていた。これは前作が輝かしい大ヒットを記録していたという理由だけでなく、前作のエンディングのポストクレジットシーンに“ヨッシー”がタマゴの姿となって現れる場面が描かれており、続編や次期作への伏線ではないか、として公開当時より予想されていたからだ。前作「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は現在、Amazonプライムビデオにて全編配信中。

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『スーパーマリオ』新作映画が26年春公開決定 大ヒット記録した前作、次期制作は決定的だったか