現在放送中のドラマ『舟を編む ~私、辞書つくります~』(NHK BSプレミアム4K・NHK BS)に出演している池田エライザ。辞書編集部に異動することになった若手編集社員・岸辺みどり役を好演し、SNSでも話題を呼んでいる。本記事では、そんな彼女の最近の活躍を振り返りつつ、『舟を編む ~私、辞書つくります~』での演技にもスポットを当てたい。

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さまざまな作品で女優として存在感を発揮している池田。近年では役柄の幅を広げており、昨年は、政治家一族を襲った誘拐事件を題材にしたサスペンス映画『おまえの罪を自白しろ』で、自身初の母親役に挑戦。娘が誘拐されたことで憔悴する母親を熱演し、SNSでは、「エライザちゃんの演技に感情移入しすぎて泣きすぎた…」「母親役の池田エライザが素晴らしい」「すごく母性が溢れていて良い母親役」と話題を集めるなど、さらなる進化を続けている。

そんな彼女が現在出演しているのが、過去に松田龍平主演で映画化され、2016年にはテレビアニメ化もされた、三浦しをんのベストセラー小説『舟を編む』原作の連続ドラマ『舟を編む ~私、辞書つくります~』だ。映画版から10年以上の時を経て再び実写化されることとなった本作だが、今回は人気ファッション誌の編集部からくせ者ぞろいの辞書編集部に配属され、翻弄されながらも辞書編さんの仕事にのめり込んでいく岸辺みどりの視点で、新たなストーリーが描かれている。

主人公のみどり役の池田は、2月17日放送のNHK『土スタ』に出演した際、「映画もとても素晴らしくてアニメ化もされていて、もう既に素晴らしい作品がある中で、岸辺みどりちゃんっていう子にフォーカスを当てて、今この時代に届けられるものってなんだろう」「みどりちゃんなりのポリシーとか、世の中の方々がちょっと生きやすくなるような立ち振る舞いってなんだろうってすごく考えましたね」と語り、プレッシャーを感じつつも、役と向き合って撮影に臨んだと明かしている。そんな彼女の演技に対し、SNSでは、「演技が自然で良い」「主人公は変わっても、小説や映画の雰囲気そのままで安心しました」「はっきりしてるだけでなく繊細さもあっていい感じ」などの絶賛の声があがっており、原作や映画、アニメとはまた違った新たな魅力が、視聴者にも伝わっているのではないだろうか。

3月10日放送予定の第4話では、紙づくりの担当となったみどりが、製紙会社・あけぼの製紙の営業担当の宮本(矢本悠馬)と共に“究極の紙”の完成を目指す展開が描かれるという。今後のストーリーと共に、名作『舟を編む』に新たな息吹をもたらす池田の演技にも注目してみてはいかがだろう。

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