レアル・マドリーは10日、ラ・リーガ第28節でセルタと対戦し4-0で勝利した。

ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのRBライプツィヒ戦を1-1の引き分けに終わるも、2戦合計スコア2-1で準々決勝進出を決めたマドリー

アンチェロッティ監督はこの試合に向けて先発を4人を変更。出場停止のベリンガムクロース、カルバハルらに代えてロドリゴやモドリッチルーカス・バスケスらを先発で起用。2トップにヴィニシウスとロドリゴを据え、トップ下にラヒム・ディアスを配置した[4-3-1-2]で試合に臨んだ。

残留争いに巻き込まれる9位セルタ(勝ち点24)に対し、立ち上がりから攻勢を続けるマドリーは21分、モドリッチの右CKをリュディガーがヘディングシュート。これは相手GKに弾かれると、こぼれ球をヴィニシウスのプッシュ。これもGKグアイタが右手で弾いたが、跳ね返りをヴィニシウスがゴールに押し込んだ。

先制したマドリーは35分にも、敵陣でボールを奪ったロドリゴがヴィニシウスとのパス交換から決定機を迎えたが、シュートはGKグアイタの好セーブに阻まれた。

後半は立ち上がりから拮抗した展開が続く中、追加点を狙うマドリーは74分にロドリゴを下げてホセルを投入。すると79分、モドリッチの右CKをリュディガーがドンピシャのヘディングで合わせると、クロスバーに跳ね返ったボールがワンバウンドしてGKグアイタの背中に当たり、ゴールに吸い込まれた。

さらにマドリーは、88分にもヴィニシウスの左クロスがカルロスドミンゲスオウンゴールを誘い、試合を決定づける3点目を奪取。

その後、ギュレルとセバージョスを投入し試合を締めにかかるマドリーは、試合終了間際に決定機。94分、敵陣中盤で獲得したFKを素早くリスタートすると、ボールを受けたセバージョスのスルーパスに反応したギュレルが飛び出したGKをかわし、ゴールネットを揺らした。

結局、試合はそのまま4-0でタイムアップ。ギュレルの移籍後初ゴールなどで完勝したマドリーが、公式戦3試合ぶりの白星を挙げた。

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