ブンデスリーガ第25節が週末にドイツ各所で行われた。

今シーズンのブンデスリーガには、日本代表で活躍するボルシアMGのDF板倉滉シュツットガルトのDF伊藤洋輝、フライブルクのMF堂安律、ボーフムFW浅野拓磨に加え、フランクフルトでクラブ史上最年長出場記録を保持するDF長谷部誠が在籍している。

今シーズンも多くの選手が活躍する中、第25節では浅野、堂安、伊藤が先発出場、板倉、長谷部が途中出場している。

浅野が先発したボーフムと堂安が先発したフライブルクによる日本代表対決は、36分にフライブルクが先手を取る。ロングスローの二次攻撃の流れからグレゴリッチュがヘッドで繋ぎ、最後はボックス右のエッゲシュタインがボレーで蹴り込んだ。

1-0で後半を迎えたフライブルクは、53分にボックス手前右でパスを受けた堂安が柔らかいクロスを送ると、グレゴリッチュがヘッドでゴールに流し込み、追加点を奪った。

ボーフムは62分にCKからオルテツのヘディングシュートで1点を返したが、反撃はここまで。逃げ切ったフライブルクが7試合ぶりの白星を挙げている。

また、伊藤がフル出場したシュツットガルトはホームでウニオン・ベルリンと対戦。

シュツットガルトは19分、カラソルのスルーパスでDFの裏に抜け出したギラシーがボックス右からゴールネットを揺らし先制に成功する。さらに前半終了間際にもギラシーの絶妙なスルーパスからヴァグノマンが決定機を迎えたが、これはGKレノウの好セーブに阻まれた。

1点のリードで後半を迎えたシュツットガルトは65分、相手DFのクリアボールをボックス左で拾ったヒューリッヒがコントロールショットをゴール右に突き刺した。

そのまま2-0で勝利したシュツットガルトは、リーグ戦連勝で2位バイエルンを追走している。

その他、板倉が途中出場したボルシアMGケルンと対戦し3-3の引き分け長谷部が途中出場したフランクフルトはホームでホッフェンハイムと対戦し3-1で勝利した。


板倉滉[ボルシアMG]
▽3/9
ボルシアMG 3-3 ケルン
◆72分からプレー

長谷部誠[フランクフルト]
▽3/10
フランクフルト 3-1 ホッフェンハイム
◆85分からプレー

堂安律[フライブルク]
▽3/10
ボーフム 1-2 フライブルク
◆90分までプレー

伊藤洋輝[シュツットガルト]
▽3/8
シュツットガルト 2-0 ウニオン・ベルリン
◆フル出場

原口元気[シュツットガルト]
▽3/8
シュツットガルト 2-0 ウニオン・ベルリン
◆ベンチ入りせず

浅野拓磨[ボーフム]
▽3/10
ボーフム 1-2 フライブルク
◆フル出場

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