お葬式にまつわる実際にあった感動のエピソードを紹介している「こんなお葬式で感動しました」のサイトを運営する株式会社エンディング総研は、春のお彼岸を前に、読者によって選ばれた感動的なお葬式の事例を調査。2024年3月4日に発表致しました。現代のお葬式は宗教や伝統にとらわれず、故人との最後の別れをより意味深いものにする多様なスタイルが生まれています。ランキング上位に輝いたのは、参列者全員が一体となって作り上げる心温まるお葬式の事例でした。

<調査概要>
調査期間:2023年8月1日から2024年2月29日まで
調査対象:「こんなお葬式で感動しました」公式インスタグラム、WEBサイト
調査方法:、WEBサイト閲覧者数の合計、エンゲージメント率=(いいね+保存+コメント)÷投稿のインプレッション数を集計
閲覧者数:3023人

【こんなお葬式で感動しました】WEBサイト
https://kandou-osousiki.com/






第1位:花祭壇に想いを込めて【シティホールいわさき】
故人の愛した花々で飾られた花祭壇での葬儀のエピソードです。祭壇を一層特別なものにするため、ご家族は自ら花を祭壇にさし、故人への想いを形にしました。この葬儀では、家族が共に祭壇を完成させる過程が、生前の故人との絆を再確認する貴重な時間となりました。

第2位:自然の中での天国葬【エンディングライフサポート】
自然の中で行われた「天国葬」。参加した全員が主体となり、メッセージや歌、旗を使ったパフォーマンスで故人を送りました。棺には、故人への感謝と想いを込めたメッセージや絵が描かれ、献花は自然に咲く花々で行われました。故人と農業を共にした仲間たちが、桜の木の下で行った参加型のお見送りは、故人の生き方と自然を共有する時間となりました。

第3位:残された妻へ~新たな人生を生きて欲しい~【オーロラホール・博愛社】
日常の突然の終わりから生まれた「終婚式」。亡くなった夫との最後の別れを、新たな人生への門出と捉えたこのお葬式は、多くの参列者に深い感動を与えました。赤いカーペットが敷かれた式場で、妻が棺に向かって歩む姿は、多くの人々の心に強い印象を残しました。

第4位:「ギンギラギンにさりげなく」で送るお葬式【心の音社】
大好きだった近藤真彦さんの曲で妻を送ってあげたいという思いを叶えたお葬式。葬送に流すのは難しいと思われた「ギンギラギンにさりげなく」をエレクトーンによって葬送用にアレンジして、献奏曲に変えて会場を温かい雰囲気でつつみました。

第5位:「思い出の場所へ」【お葬式のむさしの】
故人の人生に重要な意味を持つ場所を訪れ、最後のドライブを実現したこのお葬式は、故人との絆を深める貴重な時間となりました。故人が愛したお祭りの場所や、長年勤めた職場を巡ることで、遺族は故人との思い出を新たにし、故人との最期の時間を過ごしました。

故人への想いを形にする葬儀が多い傾向に
故人への想いや家族の絆を形にしたお葬式のエピソードが上位にランクインし、特に参列者が「参加型」のお見送りが好まれる傾向がわかりました。宗教や形式にとらわれない多様なお葬式が多くの読者に共感を呼び、残された家族や友人が共に創り上げるお葬式が高い評価を受けました。従来はお葬式と言えば一般葬が当たり前でした。しかし、時代の変化とともに家族葬や一日葬、直葬などさまざまなお葬式のかたちが広がり、故人や遺族の意向に沿ったお見送りを選ぶ方が増えているのではないでしょうか。

春のお彼岸、新たな葬儀のカタチを
お葬式は故人との別れの場であると同時に、生きている私たちにとって大切な絆を再確認して心の整理をつけるためのものでもあります。春のお彼岸を迎え、多くの方が故人を偲ぶこの時期に心に残る葬儀の事例を共有することで、新しい葬儀のあり方を考えるきっかけになれば幸いです。「こんなお葬式で感動しました」ではこれからも故人への愛と残された家族の想いを形にした心温まるお見送りのエピソードをご紹介していきます。





配信元企業:株式会社エンディング総研

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