ティモシー・シャラメが主演を務める、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSFアクション大作『デューン 砂の惑星PART2』が3月15日(金)に公開となる。このたび、クリストファー・ノーラン監督とドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の笑顔あふれる対談映像が解禁となった。

【写真を見る】『デューン 砂の惑星PART2』ではアトレイデス家の後継者、ポールの復讐がついに幕を開ける

運命の恋と復讐、そして全宇宙の命運を賭けた最終決戦が描かれる本作。「スパイダーマン」シリーズのゼンデイヤ、『ミッドサマー』(19)のフローレンス・ピュー、オースティン・バトラーらが集結する。デューンを舞台に、100年間続くアトレイデス家とハルコンネン家の壮絶な戦いを描いた前作に引き続き、『メッセージ』(16)、『ブレードランナー2049』(17)ヴィルヌーヴが監督が担当。最新作となる本作では、ハルコンネン家の策略により一族全員を殺され、唯一生き残ったアトレイデス家の後継者、ポールの復讐がついに幕を開ける。

今回、アカデミー賞ノミネート常連にして『オッペンハイマー』(3月29日公開)で大きな注目を集めているノーラン監督と、本作のヴィルヌーヴ監督の対談映像が解禁となった。本作を鑑賞したノーラン監督は、「もし(前作)『DUNE/デューン 砂の惑星』が『スター・ウォーズ』だとしたら、このPART2は“帝国の逆襲”だと思う。『スター・ウォーズ』シリーズの中で一番好きな作品だ。それにPART1で描かれたすべてが信じられないほどエキサイティングに展開していると思った」と、映画史に残る名作のタイトルと並べて本作をベタ褒めした。

また、自身も『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』(80)の大ファンだというヴィルヌーヴ監督が、これに対し大感激する様子が収められている。ともに映画界のトップを走り続けている両監督。なにより自らが大の映画好きである二人の、笑顔あふれる対談の様子をぜひチェックしてみてほしい。ヴィルヌーヴ監督は『デューン』2作目を製作するにあたり最も配慮したことの1つが「観客に既視感を感じさせないようにすること」だったという。「新しいロケ地を探し、セットも一新して、1作目で登場した場所には戻らなかった。1作目の美しいカラーパレットや境界の定義がすでにあったおかげで、それらの要素を再定義する必要はなく、1作目でうまくいった非常に特殊な表現を使うことができたんだ」と、自身と最高のスタッフ陣とで生みだした前作の良さを引き継ぎながら、新しい見せ方を模索していったことを明かしている。

はたしてPART2でヴィルヌーヴはどんな新たな景色を見せてくれるのだろうか?ついに迎える最終決戦、全宇宙を巻き込んだ戦いの行方に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ

「前作が『スター・ウォーズ』だとしたら、このPART2は“帝国の逆襲”」とクリストファー・ノーランが絶賛/[c]2024 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved IMAX[c] is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.