レアル・マドリーが公式戦3試合ぶりの白星を手にした。

ラ・リーガ首位のレアル・マドリーは10日の第28節でセルタをホームに迎え撃ち、4-0と快勝。ジュード・ベリンガムの不在も感じさせない勝利で、2位ジローナとの勝ち点7差を維持した。

スペイン『アス』によると、カルロ・アンチェロッティ監督はリーグ戦2試合ぶりの白星に満足感を示している。

「強度を向上させられたね。(チャンピオンズリーグでRBライプツィヒと対戦した)水曜日よりもうまくやるのは難しくなかった。セットプレーを生かして先制できたよ。我々は満足感に満ちている。どんな試合も罠が潜むが、我々にモチベーションと集中力がある」

この試合では55分のヴィニシウス・ジュニオールと相手のオスカル・ミンゲサとのやり合いが話題に。ミンゲサに後ろからユニフォームを引っ張られ、倒されたヴィニシウスはすぐ立ち上がると、手で突き飛ばしてやり返し、主審から両者にイエローカードが出ている。

指揮官は「最初に思ったのはシャツが破れていないか、ということだった。主審はイエローでうまくやった。ヴィニシウスもああいうのを控えていけば、我々のカードが減るだろう。ヴィニシウスは憤ったが、それは普通だ」と私見を述べた。

また、89分からの出場だったが、90+4分に加入後初ゴールをマークしたアルダ・ギュレルにもこうコメントしている。

「彼には今日の試合で示したように素晴らしい才能がある。もっと多くの時間を増やしていくことだろう。彼のゴールはドリブル、フィニッシュ、ともに素晴らしかった。あのゴールは我々が素晴らしい選手を獲得するのと同じように、彼にとっても大きなものだ」

そして、タイトルを占う今後にも「我々は最大限の熱意をもって目指す。中断前にまだ非常に手ごわい相手との大事な試合がある。(エデル・)ミリトンと(ティボー・)クルトワが戻って、より完全なチームになるし、楽しみだ」と語った。

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