インターネット掲示板「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」創設者の「ひろゆき」こと西村博之氏が10日、自身の公式YouTubeチャンネル『ひろゆき,hiroyuki』でライブ配信を実施。お笑いタレント・ハリウッドザコシショウの動画が削除されたことに言及した。
■非公開にされたザコシショウの動画
今月8日にザコシショウの所属事務所「ソニー・ミュージック・アーティスツ」が公式サイトに「お知らせとお詫び」と題した文書を掲載。
先月25日にザコシショウが公開した動画について「弊社として不適切な表現があったと判断したため、当該動画を非公開とさせていただきました」と報告した。
非公開にされたものは、ザコシショウが女優の真木よう子のモノマネをしたYouTubeの動画と見られる。ザコシショウは動画内で、インスタライブ中の真木の言動を大げさに誇張したモノマネをしており、話題になっていた。
関連記事:ハリウッドザコシショウ、同期芸人への本音を暴露される 「ずーっと嫌いで…」
■モノマネは名誉毀損になる?
きのう10日のひろゆき氏の生配信では、この話題について言及する場面も。
視聴者から「ハリウッドザコシショウが話題の人を誇張するモノマネは名誉毀損に当たると思いますか?」と聞かれ、「思いません」と即答。
続けて「事実と異なることを表現していて、その人が社会的評価が下がる場合とかに、名誉毀損(になる)。だいたい虚偽の情報を流されたときに名誉毀損が認められることが多いんですけど」と名誉毀損の要件を説明する。
関連記事:ザコシショウが「失いたくないモノ」に渋谷凪咲も共感 不祥事芸人に苦言も…
■ひろゆき氏の私見
社会的評価が下がることがポイントだと言い、「ハリウッドザコシショウがやってるという時点で、それは真木よう子さんが言ったセリフではないよね、っていうのは見てる人全然分かるんですよ」と、ザコシショウのモノマネでは真木に影響しないと私見。
名誉毀損にはならないとの所感を述べた上で「『嫌な気分になった』というのであれば、それは侮辱だったりとかっていう形で、なんらかしらの裁判に持っていくっていうのは可能」と指摘した。
関連記事:NMB48・渋谷凪咲、ザコシの『相棒』愛に脱帽 「もっと見ることにします」
■裁判で勝つのは「難しい」
名誉毀損として訴えることについては、「かなり難しいと思うんですよね」と語るひろゆき氏。
「すごく美人な人をブサイクな顔である形で表現した場合には、名誉毀損にさせるっていうのは可能」と一例を挙げたが、「そもそもハリウッドザコシショウさんっていうオッサンがマネしてる時点で、『本人(真木)がこんなにブサイクだよ』みたいなイメージを持って見る人もいないじゃないですか」と、ザコシショウのモノマネの見られ方を分析。
ザコシショウが真木のモノマネをしても「真木よう子さんをブサイクだと見せようと思ってやってた」というようには捉えられないと感じており「裁判上で勝つのはけっこう難しいんじゃないかなぁと思いますけど」と持論を展開した。
関連記事:ハリウッドザコシショウ、若手時代“キライだった芸人”を告白 「腹立つわぁ」
■「なるほど」「ザコシはああいう芸風」
ザコシショウが真木よう子のモノマネをすることについて自身の考えを伝えたひろゆき氏。生配信を見た視聴者からは、「そうですよね」「なるほど」「ザコシはああいう芸風やしな」といったコメントが上がっている。
コメント