現地時間3月10日に開催された第96回アカデミー賞(2024)授賞式で、宮﨑駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞を受賞したことを受けて、3月11日に東京・東小金井スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーが記者会見を行った。

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宮﨑監督の10年ぶりとなる最新作。宮﨑監督の記憶に残るかつての日本を舞台に、自らの少年時代を重ねた自伝的要素を含む冒険活劇ファンタジーで、母親を火事で失った少年・眞人(まひと)が、青サギに導かれて生と死が渾然一体となった世界を旅する姿が描かれた。日本では2023年7月に公開されたが、事前に一切のプロモーションが行われないまま公開されたことも話題となった。

鈴木プロデューサーは、受賞の瞬間の宮﨑監督の様子や、オスカー像を3個注文したことなどを明かした。

さらに、「宮﨑駿監督とはどんな人?」という質問には、「(出会ってから)46年なんですよね。いろんな人から怖い人と言われるけれど、僕にとっては一緒にいて楽しい人ですね」と返答。

宮﨑監督がひげをそったことに関しては、「実は僕が気分転換にそったらと言ったんです。ひげがあると立派そうに見えるじゃないですか。本人はひげをそった後はやたら鏡を気にするようになりましたね」と笑っていた。

君たちはどう生きるか」は公開中。

鈴木敏夫プロデューサー