チェルシーマウリシオ・ポチェッティーノ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

プレミアリーグでは2試合連続ドローという状況の中、11日の第28節でニューカッスルと対戦したチェルシーセネガル代表FWニコラス・ジャクソンのゴールで幸先良く先制すると、後半にはイングランド代表MFコール・パーマーとウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクが追加点を決め、3-2で逃げ切った。

3試合ぶりの白星を手にしたポチェッティーノ監督は、1ゴール1アシストの活躍を見せたパーマーについてコメント。その仕事ぶりを称賛している。

「彼はよくやっている。(夏の)移籍市場の最終日にやってきたが、チームやコーチングスタッフの要求に適応するのは彼にとって簡単なことだった。彼は自分のクオリティや、どのように試合に貢献できるかを証明している」

「彼はファンタスティックだし、日に日に成長している。まだ改善する必要はあるが、非常に良い仕事をしている」

また、パーマーのシュートコースを変えて先制点を記録したジャクソンにも言及。このストライカーリーグ戦連発と調子を上げてきている。

「もちろん、彼は向上している。イングランドの外からやって来た若い選手たちのことを我々は理解する必要がある。彼らにはプレミアリーグを学ぶ時間が必要だ」

「彼らはチームメイトの良いパフォーマンスも必要としているが、そんな中でも彼は本当にうまくやっている。その背景に努力があるし、彼のプレスの仕方を見ればそれがわかる。彼にはクオリティがある。試合や経験を重ねていけば、ゴール前でより冷静かつ臨機応変に対応できるようになるだろう」

チェルシーのためにたくさんのゴールを決める攻撃的選手となれる能力が彼にはある。我々は信じ続ける必要がある」

結果的に決勝点となったムドリクの追加点については「とても良いゴールだったと思う」とコメント。途中出場からの決定的な仕事に満足しているようだ。

「インパクトを与えること、これが我々が途中出場の選手に期待していることだ」

「彼は今、プレーできるポジションでさまざまな選手と争わなければならない。(スタメンになれるかどうかは)私というより彼にとっての問題だ」

この3選手の活躍を総じて、「何人かの攻撃的な選手が得点を奪い始めている。重要なことだ」と述べたポチェッティーノ監督。前半終盤と後半終盤に喫した失点も振り返り、今後に活かすと反省した。

「許してはいけない形から2ゴールを許してしまった。このレベルではあってはならないミスを2つ犯してしまったから、我々はとてもがっかりしている。しかし、今は学び、改善すべき瞬間だ」

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