オンラインピル診療サービス『mederi Pill(メデリピル)』を展開するmederi株式会社(東京都目黒区、代表取締役:坂梨 亜里咲)は、2024年3月6日GMOインターネットグループ(東京都渋谷区、グループ代表:熊谷正寿)にて、国際女性デーを記念した「女性の体やライフステージ」に関するオンラインセミナーを開催しました。

3月8日国際女性デーを記念しセミナー実施

「International Women’s Day(国際女性デー)」は「女性の社会参画を願う日」として国連が定めた特別な日です。海外では「ミモザの日」とも呼ばれ、男性が女性に日頃の感謝や尊敬の気持ちを込めて、ミモザをプレゼントする慣習もあります。

今回のセミナーは、男女問わずあらゆる従業員が「女性の健康課題とライフプラン」について理解を深め、今後のキャリアや人生について考える機会となることを目的に、GMOインターネットグループ パートナー健康推進室のご協力のもと開催されました。

開催概要

  • 日時:2024年3月6日(水)13:00-14:00

  • 開催場所:GMOインターネットグループ本社

  • 実施方法:オンライン

  • テーマ:「女性の健康課題とライフプランについて考える」

  • 参加対象:GMOインターネットグル-プ パートナー(従業員)約80名

登壇者プロフィール

郡 詩織 氏/産婦人科医

mederiドクター

産婦人科専門医、がん治療認定医

山形大学医学部卒業後、東京医科歯科大学病院、総合病院土浦総合病院、青梅市立総合病院を経験。mederiではオンラインのピル処方や、妊活サポート事業など幅広く事業に関わっている。

アジェンダ

  1. 性教育の課題と基本知識

  2. 女性ホルモンとピル

  3. ライフプランについて

  4. 産後・更年期トラブル

  5. 質疑応答

セミナー開催レポート

今回のセミナーでは、産婦人科専門医/mederiドクターである郡詩織先生を講師に迎え、男女合わせて約80名がオンラインにて参加。「女性の健康課題とライフプラン」をテーマに、性教育の基礎から生理、産後、更年期など女性特有のトラブルまで幅広いトピックを取り上げ、理解を深めました。

冒頭では、日本の性教育における課題について触れられました。

現在の学校教育では性に関する指導が限定的であり、性行為にかかわる事柄については十分な授業が実施されていないことが少なくありません。そうした背景のもと、最近ではメディアやSNSなどを通じて女性特有の問題が話題になることが増えており、正しい知識を学ぶことの機会や重要性が社会に浸透しつつあると言います。

前半では、女性ホルモンの乱れが引き起こすさまざまな不調や、改善方法の1つである低用量ピルが提供する効果と注意点について詳しく解説されました。ピルは避妊薬として捉えられがちですが、実際は避妊効果だけでなく、ホルモンによる不調や健康へのアプローチ、それによるパフォーマンスの向上にも効果を発揮することができます。働く女性を対象にピル服用前後のパフォーマンスを比較したアンケートの結果なども引用しながら、ホルモンケアの重要性についてお話ししました。

後半では、生殖医療の進歩にも関わらず、不妊症の症例数は増加傾向にあり、日本では5.5組に1組のカップルが不妊治療を経験しているという現状を紹介。不妊の原因は女性だけでななく、男性や双方が抱える問題に起因している場合もあると言います。どちらか片方のみではなく、男女が共に問題と向き合うことが重要です。

また、産後や更年期に起こりがちな心身のトラブルについても触れられました。精神的ストレスが大きく関わるため、自分自身に合ったストレス解消法を見つけることがとても大切です。

参加者および担当者の声

「女性の健康課題に対しての理解が必要なのはもちろんだが、女性への気遣いや声がけなど気にかけてあげられる関係性を醸成していくことが最も大事だと思ったので、まずはチーム内で心がけていきたいです。社内全体の理解度をあげていく必要があるし、繰り返しインプットの機会を設けることも大切だと感じました。」(人事部門 男性)

「不妊の具体的な原因やその割合、近年の出産時の具体的な年齢など、ぼんやりと認識していたものを具体的に知ることができて勉強になりました。それと同時に、より自分の身体のことやライフプランについてもしっかりと考えなければと思いました。」(管理部門 女性)

その他にも、参加者からは、

  • 女性特有の体調不良時のメンバーに対する社内での声掛け

  • 産後の奥様に対してできる健康ケア

  • ライフスタイルの変化に応じた支援の事例

について質問をいただき、従業員様同士やパートナー間でのよりよい関係性の構築やコミュニケーションの重要性に焦点を当てたやりとりへと発展しました。


GMOインターネットグループ株式会社 パートナー健康推進室室長 目黒 隆幸氏>

「女性特有の健康課題へのアクションの必要性は感じつつもきっかけ作りが難しいと感じていましたが、今回は3月8日の国際女性デーをきっかけに開催することになりました。実際に集客力の高いセミナーになり、良かったと感じています。私自身、身近に辛そうな女性がいて気にはなっていたが、正確に症状について知らないことが多かったので、今回のセミナーを受け、女性特有のトラブル症状や仕組みを理屈立てて理解することができ、来年以降も開催したいと思いました。今後も男性向け、新入社員向けなど、それぞれのライフステージにあった内容で企画していきたいです。」

今後について

mederiでは、今後もさまざまな年代の男女へ向けて、生理/PMSに対する正しい理解や、ご自身の身体に合わせた選択肢の提供を目指して、女性の健康課題や性教育に関するセミナー活動を実施していく予定です。引き続き、オンラインピル診療サービス『mederi Pill』、法人向け福利厚生サービス「mederi for biz」の提供を通して「女性の生きやすさ」の実現に取り組んでまいります。

mederi for biz概要ページ:https://mederi.jp/mederiforbiz/

GMOインターネットグループ】

GMOインターネットグループは、ドメインからセキュリティ、決済までビジネスの基盤となるサービスを提供するインターネットインフラ事業を主軸に、インターネット広告・メディア事業、インターネット金融事業、暗号資産事業を展開する総合インターネットグループです。

・代表者:グループ代表 熊谷 正寿

・所在地:東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー

・URL:https://www.gmo.jp/

【mederi株式会社】

より女性が生きやすく暮らしやすく、働きやすい社会にむけて。すべての女性が自分の体のことをきちんと知り、大切に、愛でられるように。安心、安全を追い求めながら、心と体のバランスを整えるためのサービスを提供するフェムテックカンパニーです。

・代表者:代表取締役 坂梨亜里咲

・所在地:東京都目黒区大橋2-22-6 唐木ビル5F

・設立日:2019年8月1日

・URL:https://mederi.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】

mederi株式会社 広報

https://contact.mederi.jp/corporat

配信元企業:mederi株式会社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ