10日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)にナイツ・塙宣之(45)、錦鯉・渡辺隆(45)、モグライダー・芝大輔(40)が登場した。芝にとって塙は所属するマセキ芸能社の先輩で、渡辺は地下芸人時代からライブをともにした憧れの先輩だったという。芝はNSC東京校9期出身で同期にはハリセンボンしずるらがいるが、自身は何度かコンビを解散した後、3年ほど芸人をやめていた時期があるそうだ。

芝大輔は、2022年1月に放送されたラジオ番組『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送)で、NSC東京校に入ったきっかけについて語っていた。芝は20歳の時、高校の同級生に誘われてNSCに入学したが、その同級生が途中で辞めてしまった。他の同期から声をかけられて4人とコンビを組むも、いずれも長続きしなかったという。

その後、芝は芸人を辞めて工事現場などで働く日々を送っていた。『ボクらの時代』によると、この頃に東京・渋谷にある吉本若手芸人が出演する劇場「ヨシモト∞ホール」が地下に入っているビルで夜、雨どいに溜まっている枯葉を取り除く作業をしていたそうだ。芝が「寒いなぁ」と思いながらふと真下に視線を落とすと、吉本のイベント目当てに集まっている若い女の子の集団が目に入った。この日は、NSCの同期だったしずるが出演するライブがあり、「えらい違いになったな。俺はもう絶対に向こうは無理だな」、「どんどん遠ざかっていく…」と認めざるを得ない現実がそこにあったのだ。

それからの芝は「もう一度だけ頑張ってみよう」と、相方を探すためお笑いライブに足を運ぶようになった。そして、コンビを解散して1人になったともしげと出会い、2009年にモグライダーを結成した。だがすぐには売れず、『M-1グランプリ』の決勝に駒を進めたのが2021年。それまではバイトに明け暮れる日々が続いた。

芝には現在、妻との間に4歳と1歳という2人の子供がいる。妻とはモグライダーを結成する前から交際しており、経済的にずっと支えてもらっていた。『大竹まこと ゴールデンラジオ!』で話したところによると、一緒に住み始めたアパートも彼女の名義でなければ借りられなかったという。また、バイトを辞めて芸人の仕事だけで食べられるようになったのは、『M-1グランプリ2021』以降だと語っている。一方、『ボクらの時代』で芝は「家事、育児はマジで一切やってない」と全く家庭のことはノータッチだと告白し、渡辺隆が「こりゃいいぞ。炎上案件来ましたね」とニヤニヤしていた。

画像は『モグライダー ともしげ Instagram「クリスマス」』『【公式】ボクらの時代 Instagram「次回、2024年3月10日(日)あさ7時」』より
(TechinsightJapan編集部 みやび

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