つくばエクスプレス(TX、運営:首都圏新都市鉄道)は3月16日に、快速列車の停車駅追加および、朝夕ラッシュ時間帯における乗降客の利用状況に応じたダイヤに変更すべく、ダイヤ改正を実施する。

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●快速列車が八潮駅に停車、朝間ラッシュ時間帯の増発など



 今回行われるダイヤ改正では、快速列車八潮駅に停車するようになり、多くの快速列車普通列車と相互乗り替えできるようにすることで、八潮駅および周辺駅を利用する人にとっての、利便性を高める。なお、ダイヤ改正が行われて以降も、快速列車秋葉原つくば駅間の所要時間(最速45分)は変わらない。

 あわせて、乗降客の利用状況に合わせて、朝間ラッシュ時間帯に上り八潮発秋葉原行き普通列車を2本、下り秋葉原発八潮行き普通列車を2本増発する。この増発によって、混雑ピーク1時間あたりの上り列車本数が25本になる。

 さらに、つくば駅16~18時台の上り快速列車同士の運転間隔を調整して、快速列車への乗車機会を均等化し、乗降客の利便性向上を図る。また、17時台の守谷発秋葉原行き普通列車1本を「つくば発」に変更し、区間快速秋葉原行きとして運転することで、つくば~守谷駅間の上り列車が1本増発されることとなる。

 そのほか、徐行運転終了にともなう所要時間短縮、運転間隔の均等化、利便性を図ることを目的に、運転順序・運転時刻が見直される。
つくばエクスプレス、3月16日にダイヤ改正を実施し快速列車が八潮駅に停車するように