川崎フロンターレに所属するMF松井蓮之がベガルタ仙台へ期限付き移籍することが決定した。12日、両クラブが公式サイト上で発表している。

 期限付き移籍の期間は2024年3月1日から2025年1月31日までで、新天地での背番号は「6」に決定。なお、松井は契約により、期限付き移籍期間中は川崎Fと対戦するすべての公式戦に出場することができない。

 2000年2月27日生まれで現在24歳の松井はボランチを主戦場とするプレーヤーアルテーロFCいわきやリベルダード磐城を経て、全国屈指のサッカー名門校として知られる矢板中央高校へ進学し、その後は法政大学プレー。2021年に川崎に特別指定選手として登録されると、翌シーズン開幕前に正式入団を果たした。昨シーズンはレンタル先のFC町田ゼルビアで公式戦19試合に出場し2ゴール1アシストをマーク。今シーズンから川崎Fへ復帰していた。

 期限付き移籍が決定した松井は、川崎Fと仙台のクラブ公式サイトを通じてそれぞれ次のようなコメントを発表している。

◼︎川崎フロンターレ
「このタイミングでの移籍はとても悩み、自分自身悔しい気持ちもありますが、もっともっと成長して川崎フロンターレで活躍したいという思いが一番強いです。まずはベガルタ仙台で試合に出続けて、常に結果を求め、J1に昇格できるように頑張ってきます」

◼︎ベガルタ仙台
ベガルタ仙台のファン、サポーターのみなさんはじめまして。川崎フロンターレからきました松井蓮之です。一日でも早くすばらしいスタジアムと熱い応援のなかで試合に出場し、チームの勝利に少しでも貢献できるようがんばります。また、ファン、サポーターのみなさんに覚えてもらえるよう全力で戦います。応援よろしくお願いします!」

川崎FのMF松井蓮之が仙台へ期限付き移籍