西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体(本部:福岡市博多区、代表理事:日高 容子、以下「グリーンコープ」)は、能登半島地震で被災された方々のための仮設住宅に設置された集会所にテレビやテーブル、椅子、スケジュールボード、掲示板、湯呑み、血圧計などの備品を寄贈します。寄贈にあたり、贈呈式を催します。

能登半島地震の発生から、2カ月を経た今月。能登町で初めて仮設住宅の入居が始まりました。旧鵜川小学校跡地に単身用の1DKが34戸、2人から3人用の2DKが27戸、4人から5人用の3Kが5戸の、合わせて66戸が用意されました。敷地中央には集会所や談話室が設けられています。

仮設住宅では、これまでの地域のつながりがどうしても断絶しがちです。過去の震災では、従来のコミュニティーが壊れた結果、仮設住宅で被災者が孤独死することもありました。

仮設住宅で入居者が新たなコミュニティをつくるのに、大きな役割を果たすのが集会所です。そこでグリーンコープは集会所を被災者の方々がより使いやすいものとするため、テレビやテーブル、椅子、スケジュールボード、掲示板、湯呑み等、運営上必要になるものを寄贈することとしました。また高齢者も多い被災者の健康維持に役立ててもらうため、血圧計もお送りします。

なお寄贈品はグリーンコープの過去の災害支援の経験を基に、これまで需要が多かったものを候補としてリストアップし、最終的に能登町に決めていただきました。

贈呈式概要

日時:3月16日(土)11時30分~

場所:能登町役場

参加者

・大森 凡世 能登町

・日高 容子 一般社団法人グリーンコープ共同体代表理事

組織概要

一般社団法人グリーンコープ共同体

福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号

代表理事 日高 容子

https://www.greencoop.or.jp/

2018年、グリーンコープ生活協同組合連合会や、社会福祉法人グリーンコープ、労働協同組合など、九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島)、近畿(大阪、兵庫、滋賀)、中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口)、そして福島の16の生協、各種団体とともに「一般社団法人グリーンコープ共同体」を設立。ひとつのグリーンコープのように持てるものを共有・連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動してきました。「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という母親の想いからはじまって、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指しています。

配信元企業:一般社団法人グリーンコープ共同体

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