オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長 CEO:辻永順太)は、環境情報開示システムを提供する国際的な非営利団体であるCDP*1より、「サプライヤー・エンゲージメント評価(SER)」において最高評価である「CDP2023サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されましたので、お知らせいたします。オムロンがサプライヤー・エンゲージメント・リーダーに選定されたのは2年連続です。

CDPによるサプライヤー・エンゲージメント評価とは、企業が気候変動課題に対してどのようにサプライヤーと協働して効果的に取り組んでいるかを評価するもので、最高評価を獲得した企業がサプライヤー・エンゲージメント・リーダーとして表彰されます。2023年度はCDP「気候変動質問書(完全版)」に回答した企業の中から450社を超える企業が選定されました。

オムロンは、2022年4月にスタートした長期ビジョン「Shaping the Future 2030」において、「事業を通じた社会的課題の解決」と「脱炭素・環境負荷低減の実現」をサステナビリティ重要課題(マテリアリティ)に定め、自社商品・サービスの提供を通じたカーボンニュートラル社会の実現、自社拠点におけるカーボンゼロの推進に取り組んでいます。具体的には、2050年までに自社拠点から排出される温室効果ガス(GHG)をゼロにする「オムロンカーボンゼロ」を宣言し、2024年度末までに国内全76拠点のカーボンゼロを進めると同時に、グローバル全拠点での省エネ・創エネの拡大を推進。GHG削減目標として、Scope 1・2に加えてScope3カテゴリー11においても2030年18%削減(2016年比)を設定し、国際的なイニシアチブである「Science Based Targets Initiative*2」の認証を受けています。

また、2022年10月には、エネルギー生産性向上のための国際イニシアチブ「EP100」に、国内製造業として初めて加盟。現場データを活用した技術やソリューションを顧客やパートナーに提供し、共創を通じてバリューチェーン全体で製造現場における脱炭素の取り組みを加速させています。

今回の評価は、こうしたバリューチェーン全体でのGHG排出量削減に取り組んでいることが高く評価された結果と考えています。

オムロンは、今後も、バリューチェーン全体での環境課題解決に取り組み、ステークホルダーの期待に応えることで持続的な企業価値向上につなげてまいります。

*1. CDP(シーディーピー)について

英国の慈善団体が管理する非政府組織(NGO)で、投資家、企業、国家、地域、都市が自らの環境影響を管理するためのグローバルな情報開示システムを運営。

*2. Science Based Targets Initiative

科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減の中長期目標設定を推奨している国際的イニシアチブ。

オムロンの長期ビジョン、サステナビリティ取り組み、統合レポートの詳細は、WEBでご覧いただけます。

<長期ビジョン Shaping the Future 2030>

https://www.omron.com/jp/ja/sf2030/

<オムロンのサステナビリティ取り組み>

https://sustainability.omron.com/jp

<統合レポート2023>

https://www.omron.com/jp/ja/integrated_report/

オムロン株式会社について

オムロン株式会社は、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、ヘルスケア、社会システム、電子部品など多岐にわたる事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約30,000名の社員を擁し、130ヶ国以上で商品・サービスを提供しています。詳細については、https://www.omron.com/jp/ja/をご参照ください。

配信元企業:オムロン株式会社

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