アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがまさかの形で決定機を逃した。

11日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24の準々決勝2ndレグで、UAEのアル・アインと対戦したアル・ナスル。5日に敵地で行われた1stレグを0-1で落としていたなか、ホームでの逆転を目指した。

エースのC・ロナウドも先発で起用された一戦は、タリスカら主力を欠くアル・ナスルが2点を先行されるも、そこから同点に追いつき押せ押せの展開に。早めに2戦合計スコアで追いつきたい中で、60分にそのチャンスを迎える。

味方のシュートにいち早く反応したC・ロナウド。相手GKが弾いたボールがC・ロナウドの目の前に転がるが、咄嗟に出した左足が捉えたシュートはまさかの枠外。外したC・ロナウド本人も信じられないという表情だった。

スタジアムも騒然としたミスには、SNS上のファンからも「嘘だろ?」、「何をしているの?」、「誰にでもミスはある」、「これは誰?」と反響が寄せられていた。

それでも、その後にアレックス・テレスのゴールによって2戦合計スコアで追いついたアル・ナスルは延長戦へ。97分には退場者を出してしまい、さらに勝ち越しゴールも許すが、延長後半の116分に土壇場でC・ロナウドがPKを獲得。そのPKを自ら決めて汚名返上のゴールとした。

その後のPK戦では、C・ロナウド以外の3人が全員失敗したアル・ナスルが大会から姿を消すことに。

PKではさすがの精神力を発揮したC・ロナウドだったが、流れの中ではこの場面以外にもチャンスを決め切れないシーンがあり、悔しいプレーとなった。